『ゴースト オブ ツシマ』ゲームプレイ映像がついに解禁。和をテーマとした迫力ある映像をチェック
【UPDATE 2018/6/14 17:00】
ソニー・インタラクティブエンタテインメントはE3 2018 PlayStation Showcase」にて公開した『GHOST OF TSUSHIMA(ゴースト オブ ツシマ)』の日本語音声のゲームプレイ映像を公開した。美しい映像はそのままに、登場人物たちの会話が日本語音声で展開されることにより、ゲームへの理解がより深まるだろう。
【原文 2018/6/12 11:18】
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは本日6月11日に開催中の「E3 2018 PlayStation Showcase」にて、『GHOST OF TSUSHIMA(ゴースト オブ ツシマ:仮称)』のゲームプレイ映像を公開した。昨年ティザー映像が公開されていたが、ゲームプレイ映像が公開されるのは今回が初である。
今回の映像では、まず「不帰の森(モンゴル侵略)」という名の場所にて幕を開ける。広大な大地が広がっており、「大塚草原」と呼ばれる場所にたどり着き、さらに先に進んでいく。主人公は、笠をかぶった侍「Jin Sakai」だ。「ノブ」という名の馬を連れて草原を進んでいく。目を引くのが、美麗な映像だ。フィールドの描き込みはもちろん、雲の動きまで緻密に描写している。
モンゴル兵を相手にした戦闘シーンでは、侍は刀を持ち出し、モンゴル兵を斬りつける。いわゆるボタン連打系ではなく、相手との間合いや敵の出方を慎重にうかがう必要がありそうだ。またそのほかの戦闘シーンでは、スローモーションになり、周囲の敵を3体ノンストップに攻撃するといったスキルも見せている。
敵を倒した時は血を噴出しているほか、四肢切断も確認でき、ゴア表現についてもこだわりが見られる。プレイヤーの侍は手慣れているようだが、時にはステルス行動にて敵に近寄る必要もありそうだ。映像の最後には、裏切りを見せた仲間と一騎打ちをおこない勝利し、情けをかけるシーンも。雲の表現については前述したが紅葉が舞い散るさりげない演出も、ゲームの没入感を高めている。
『ゴースト オブ ツシマ』は元寇(蒙古襲来)を題材とした作品。モンゴル帝国に攻め込まれた1274年の対馬が舞台となり、プレイヤーは最後の侍の一人として反撃に出る。開発元のSucker Punch Productionsはこれまで『inFamous』シリーズなどを手がけ、オープンワールドとビジュアル表現に定評があったが、本作では技術のレベルがさらに上がっている印象だ。