スクウェア・エニックスが実写とCGを融合させるアクションゲーム『THE QUIET MAN』をPS4/PC向けに発表。音・言葉・文字を使わない

スクウェア・エニックスは6月12日、シネマティックアクションゲーム『THE QUIET MAN』をPC(Steam)/PlayStation 4向けに発表した。『THE QUIET MAN』は、音や言葉、文字といった要素をすべて廃したアクションゲームになるという。

【UPDATE2 2018/6/18 20:00】
新たにスクリーンショットを複数枚追加

UPDATE 2018/6/12 13:30
スクウェア・エニックスは6月12日、『THE QUIET MAN(ザ クワイエットマン)』を国内向けにも発表した。プラットフォームはPC(Steam)およびPS4。価格は1800円(税別)の予定だ。

【原文 2018/6/12 3:53】
スクウェア・エニックスは6月12日、「E3 SHOWCASE 2018」の映像を配信。この中で、シネマティックアクションゲーム『THE QUIET MAN』をPC(Steam)/PlayStation 4向けに発表。ティザートレイラーを公開した。

『THE QUIET MAN』は、アメリカ・ニューヨークを舞台にする、実写とCGが融合したアクションゲームだという。公開されたトレイラーは、主人公の青年がニューヨークの街を歩く実写映像から始まる。そして街の裏道にてゴロツキとの激しいバトルへと発展。ここでカメラがパンする間に、映像が実写からゲーム画面へと自然と切り替わる様子が確認できる。実際のゲームプレイでもこのような流れとなるのだろうか。

そして、主人公の青年は耳が不自由な様子で、絡んでくるゴロツキたちの声は聴こえていないという仕草を見せる。本作では、ゲーム内で起こっていることを表す情報伝達手段としての、音や言葉、文字といった要素を一部を除いてすべて廃し、プレイヤーは画面上で起きている出来事を見ることのみで状況を理解する必要があるという。実際にどのようなゲームプレイになるのか気になるところだ。

『THE QUIET MAN』の開発には、『Prey』を手がけたHuman Head Studiosが携わる。ダウンロード専用ゲームで、およそ3時間ほどのボリュームになるとのこと。比較的小規模な作品になるようだが、究極のCGクオリティを追求し、よりリアリティのあるゲーム体験を届けると意欲を語っている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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