高難易度アクションゲーム『Cuphead』向けのDLCが発表。新プレイアブルキャラクターに“聖杯”の女の子を迎え、新たなボスたちと戦う


カナダのインディースタジオStudio MDHRは6月11日、昨年発売したシューティングアクションゲーム『Cuphead』向けの初のDLCとなる「The Delicious Last Course」を発表した。2019年内に配信予定。

『Cuphead』は、1930年代のカートゥーンアニメを再現したようなレトロなビジュアルが特徴のアクションゲームだ。プレイヤーは主人公であるCupheadとMugmanを操作し、超高難易度の横スクロールステージやボスバトルを戦う。ステージはInkwell Isleという3つに分かれた島々に配置されており、ショップでは攻撃手段であるショットなどのアップグレードが可能となっている。

今回発表されたDLC「The Delicious Last Course」では、これまでとはまた別の島が舞台となり、複数の新たなボスや武器、チャーム(アビリティ)も登場する。まだそのゲームプレイは明かされていないが、Cupheadたちがふたたび手強いボスたちと戦うのは、上のトレイラーの最後に登場する料理人のようなキャラクター「Chef Saltbaker」を手助けするためだという。

DLCではさらに、3人目のプレイアブルキャラクターとして「Ms. Chalice」が追加される。Ms. Chaliceは、本編の「Mausoleum(霊廟)」ステージをクリアすると登場し、Cupheadたちに新たな必殺技を授けてくれる幽霊のような女性「Legendary Chalice」が実体化したキャラクターだ。Chalice(聖杯)というだけあり、やはりCupheadやMugmanと同じように頭にはストローが刺さっている。彼女はどのようなプレイスタイルとなるのかはまだ不明だが、Cupheadたちとはまた異なるアクションを持っているとのことだ。

開発元Studio MDHRは、このThe Delicious Last Course DLCの開発にはまだしばらく時間がかかるとしている。新キャラクターのMs. ChaliceやChef Saltbakerが登場し、どのような物語が展開するのか楽しみに待ちたい。『Cuphead』は、現在Steam/Windows 10/Xbox One向けに発売中だ。