爆弾解除ゲーム『Keep Talking and Nobody Explodes』Nintendo Switch/PS4/Xbox One版海外発表。解除役と指南役に分かれる非対称マルチプレイ
カナダに拠点を置くインディースタジオSteel Crate Gamesは6月7日、爆弾解除ゲーム『Keep Talking and Nobody Explodes』のNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One版を、2018年夏に発売すると公式Twitterアカウントを通じて発表した。本作は現在PCではVR対応、PlayStation 4/モバイルではVR専用タイトルとして発売中で、Steam版のレビューにて「圧倒的に好評」を得ている人気タイトルだ。
— Keep Talking Game (@KeepTalkingGame) June 6, 2018
『Keep Talking and Nobody Explodes』はマルチプレイゲームで、一人はモニタを見ながらゲームの操作をする。プレイヤーはどこかの一室に閉じ込められ、目の前には時限爆弾が置かれている。タイマーがゼロになる前にどうにかして解除しなければならないが、爆弾は複数のモジュールが組み合わさった非常に複雑な構造で、解除するための手がかりも一切ない。闇雲に誤った処置を繰り返すとその時点で爆発してしまう。そこで協力者となる「エキスパート」の出番となる。
エキスパート役のプレイヤーはゲーム画面を見ず、代わりに本作の公式サイトで配布されている「爆弾解除マニュアル」に目を通す。爆弾解除マニュアルには、あらゆる爆弾に対応する解除方法が記されているので、その手順をプレイヤーに口頭で伝えるのだ。ただし、どのような種類の爆弾なのかが分からないと解除手順を特定できない。そのためプレイヤーも爆弾をよく観察し、その特徴をエキスパートに伝える必要がある。本作では、ゲーム1本とコミュニケーションを取る手段さえあれば、オフラインであれオンラインであれ、このようなユニークな非対称の協力マルチプレイを楽しめる。
*PlayStation VR版のトレイラー
本作は英語のみの対応となっており、公式の爆弾解除マニュアルも英語版のみ。しかし、有志による日本語マニュアルが配布されており、こちらを利用すれば英語が苦手でも楽しめるだろう。なお、今回発表されたコンソール版の国内発売については現時点では不明である。