恐竜テーマパーク運営シム『Jurassic World Evolution』国内PS4/Xbox One版は7月に発売へ。映画の新作公開に合わせて

恐竜テーマパーク運営シミュレーションゲーム『Jurassic World Evolution』は日本語に対応し、国内向けにも発売予定。開発元はこのたび弊誌の問い合わせに対して、国内PS4/Xbox One版は新作映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の国内公開日に合わせて、7月に発売する計画であることを明らかにした。

イギリスのデベロッパーFrontier Developmentsが現在開発中の恐竜テーマパーク運営シミュレーションゲーム『Jurassic World Evolution』。日本語に対応し国内向けにも発売予定であるが、このたび弊誌の問い合わせに対して同スタジオは、国内PS4/Xbox One版は新作映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の国内公開日に合わせて、7月に発売する計画であることを明らかにした。映画は7月13日に公開予定だが、PS4/Xbox One版の具体的な国内発売日は現在調整中。これに伴い、先行して予約を受け付けていたXbox One版は一旦国内ストアから取り下げられているが、発売日が決定次第予約受付を再開するとのことだ。なおSteam版には変更はなく、海外と同じ6月12日に発売される。

本作でプレイヤーは、映画でもおなじみのムエルテス諸島を舞台に、プレイヤー独自の恐竜テーマパークを建設・運営する。Frontier Developmentsは6月3日、ゲーム内容を紹介する最新映像を公開し、本作に登場する恐竜について開発者が説明している。

恐竜は、映画「ジュラシック」シリーズにおいて常に中心的な存在であり、本作ではこれまでゲームでは見たことのないような最高の恐竜を作ることを目指したという。ただ、一言に恐竜といってもさまざまな種類がおり、どの恐竜を本作に収録すべきかは、ファンの好みも考慮しながら、多くの検討が重ねられた。まだその全貌は明かされていないが、本作の公式サイトにて1体ずつ公開されていっており、映画にも登場した「ティラノサウルス・レックス 」や「ヴェロキラプトル」などが確認できる。まだロックされているものと合わせると少なくとも37種類は登場するようだ。

ゲームではテーマパークを建設する傍ら、世界各地の発掘現場に調査チームを派遣し、恐竜の化石を発掘して持ち帰る。そして遺伝子を解析し、現代の動物の遺伝子とかけ合わせ、卵から孵化させてはじめて恐竜をテーマパークに放つことができる。これらの作業にはそれぞれの専門の施設が必要で、まずはそれらの建設から始めることになるだろう。生み出した恐竜は、相性により同じエリアに収容すべきでない組み合わせや、逆に群れを作りたがる種もおり、プレイヤーは恐竜たちの機嫌を損なわないよう管理することを求められる。さらに、恐竜が何らかの病気にかかった場合には、感染が広がる前に治療することも重要である。

恐竜たちは腹を空かせ、喉も乾くため、定期的な食料の供給や水飲み場の造成は必須である。もしうっかり滞ってしまうと、彼らは自ら探し求めて収容エリアから脱走してしまうだろう。恐竜は小さな種類であっても非常に危険な存在で、脱走すれば来園者に襲いかかる。脱走させないようあらかじめセキュリティを高めておくことが大事だが、いざ脱走してしまった場合は、いち早く現場に赴いて恐竜を再収容し、破壊された柵を修理しなければならない。

ゲームを進める中で新たな恐竜がアンロックされ、テーマパークに迎えることができれば、テーマパークや、その運営を司るサイエンス・エンターテイメント・セキュリティの3つの部署の評価が向上し、プレイヤーができることはさらに増えていく。「ジュラシック・ワールド」がどのような発展を遂げるかは、プレイヤーによってまったく異なるものとなるだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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