インディースタジオImpact Gameworksは、Steamで配信中の『Tangledeep』を日本語に正式に対応させたことを発表した。5月頭にベータ版にて試験的に日本語に対応していたが、5月17日のアップデートで正式に日本語に対応している。以前のバージョンでは文字化けや抜けが散見されていたが、正式に対応したということもあり、こうした場面はほとんどなくなっている印象だ。不具合を見つけたプレイヤーは日本語でよいのでImpact Gameworksは、DiscordもしくはSteamコミュニティにて報告してほしいとしている。これまでベータ版で同作を遊んでいたプレイヤーは、通常版に戻しておくといいだろう。
『Tangledeep』は、2018年2月に正式リリースされたダンジョンRPGだ。プレイヤーは自分のキャラクターを作成し、自動生成されたダンジョンを潜っていく。敵を倒し危険なトラップをくぐり抜けボスを倒し、アイテムを地上へと持ち帰ることを目指す。ゲーム内には合計で12種類の職業が用意されており、100種類以上のスキルを使い危険を切り抜ける。拠点となる街では、アイテムの売買や保管ができるほか、魔法の木を栽培したり、ダンジョンで捕まえたモンスターを育てるといったことも。ダンジョンでは、それぞれ特徴の異なる新しい装備を発見していく楽しみもあり、ハック・アンド・スラッシュ要素の強い作品である。
本作は、ゲーム性だけでなく、Kickstarterにて資金を募りこだわりを持って作られたアニメーションや、菊田裕樹氏や日比野則彦氏が楽曲を手がけるサウンド、そしてファンタジーな世界観といった魅力を持つ。架け橋ゲームズによる丁寧なローカライズにより、生き生きとした世界が日本語で存分に楽しめるだろう。
『Tangledeep』は、Nintendo Switch向けの発売も予定されている。発売時期は2018年夏。すでに夏が迫っておりさまざまな場所でダンジョン潜りできる日も近そうだ。
