Nintendo Switch向けRPG『オクトパストラベラー』最新映像公開。8人のメインストーリーすべてを、1周のプレイで楽しむことも可能

スクウェア・エニックスは5月15日、Nintendo Switch向けRPG『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』を紹介する最新紹介映像を公開した。『オクトパストラベラー』の主人公となる8人の冒険者のうちの最後の2人が公開されたほか、気になるパーティーや周回要素についても判明している。

スクウェア・エニックスは5月15日、Nintendo Switch向けRPG『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』を紹介する最新紹介映像を公開した。本作では8人の旅人が主人公として登場する予定で、これまで順に公開されたきたが、今回の映像では最後の2人が紹介されている。

まず1人目は、新しい知識を得ることに目がない、王立学院に仕える学者「サイラス・オールブライト」だ。彼はある日、とある1冊の本が書庫から消えていることに気付き、その行方を追って旅に出る。サイラスの固有フィールドコマンドは「探る」で、町の住民が持っている情報を探ることができる。情報はその住民自身に関することであったり、冒険に有利な情報であったり、あるいは何らかの事件の真相に触れることもあるという。映像では、訪れた町での「買取る」値引率が上がる情報を入手している様子が確認できる。

サイラスは魔法攻撃を得意としており、火・氷・雷の3つの属性を扱うことが可能だ。本作のバトルでは、敵にいくつかの弱点が設定されており、その攻撃を当てることで明らかになる。3つの属性攻撃を使えるということは、弱点を導き出すことにも役立つだろう。さらに固有アクション「予習」を使うと、バトル開始時に敵の弱点を一つ見破ることができる。

2人目は、聖火教会に神官として仕える「オフィーリア・クレメント」。彼女は、20年に一度行われる教会の「式年奉火の儀式」に関連して、試練を携え各地を巡ることになる。オフィーリアは、固有フィールドコマンド「導く」により出会った人を自分に同行させることが可能。映像では迷子になった子供を母親の元へ連れて行く様子などが紹介されており、人と人を引き合わせることで特別なイベントを見ることができるようだ。

さらに、人を同行させている間にバトルが発生すると、固有アクション「加勢」によって、その人物をバトルに参加させることができる。本作の体験版でプレイできる「プリムロゼ」も、フィールドコマンド「誘惑」によって人を連れて行くことができ、同じく「加勢」を使うことができる。そのため、この2人をパーティに入れていると最大6人で戦うことが可能だ。なお、オフィーリアは仲間の回復や蘇生、防御力アップなどに活躍するサポートタイプのキャラクターで、光属性の攻撃魔法も扱える。

本作では8人の主人公の中から1人を選び、旅を進める中でほかの7人のキャラクターと出会い仲間となる。パーティは4人編成で、酒場に行けば自由に入れ替えることが可能だる。それぞれユニークなフィールドコマンドとアクションを持っているため、バトルを有利に進めるための組み合わせはもちろん、フィールドでのサブストーリーを進めるためにも、パーティ編成は本作における大きな要素となるだろう。またゲームでは最初に選んだ主人公だけでなく、仲間にしたほかのキャラクターのメインストーリーも、任意に選択して進めることが可能である。複数のキャラクターが主人公として用意されている作品は、周回プレイによりそれぞれのメインストーリーを楽しむ形式が多いが、本作は1周ですべてのプレイを遊び尽くすことができるという、フレンドリーな仕様となっているようだ。

『オクトパストラベラー』は、Nintendo Switch向けに7月13日に発売予定。剣士「オルベリク」と、前述した踊子「プリムロゼ」でプレイできる体験版も引き続き配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 6897