オープンワールドFPS『RAGE 2』ゲームプレイ映像初公開。ギャング相手に銃をぶっ放しバギーを駆る、超能力要素も

Bethesda Softworksは5月15日、オープンワールドFPS『RAGE 2』のゲームプレイ映像を初公開した。本作は、2011年に発売された『RAGE』の続編で、同作を手がけたid Softwareと、『Just Cause』シリーズや『Mad Max』で知られるAvalanche Studiosが共同開発している。

Bethesda Softworksは5月15日、オープンワールドFPS『RAGE 2』のゲームプレイ映像を初公開した。本作は、2011年に発売された『RAGE』の続編で、同作を手がけたid Softwareと、『Just Cause』シリーズや『Mad Max』で知られるAvalanche Studiosが共同開発している。

『RAGE 2』の舞台は2185年の地球。小惑星が衝突して数十年が経った世界だ。ウェイストランドの大地は荒廃し、滅亡の危機に陥った人類は徒党を組み、残り少ない資源を奪い合っている。ギャングやミュータント、そして前作にも登場した、クロス将軍が率いる「オーソリティー」らがしのぎを削るなか、ここにはもはや社会や法、秩序は存在しない。そして本作の主人公であり、レンジャーとしてただ一人生き残った「ウォーカー」は、生まれ故郷であるウェイストランドを守るため、オーソリティーに立ち向かう。

ゲームではさまざまな武器を使用でき、アップグレードが可能。さらにバギーから巨大トラック、ジャイロコプターなどのマシンも登場する。ウォーカーは「ナノライト」と呼ばれる特別な力を操ることができる。その活用方法はさまざまあり、たとえば敵の頭上から力をかけて叩きつぶしたり、強烈なエネルギーを放射して敵を吹き飛ばしたり。またナノライトの力は、武器に適用して「オーバードライブ」させることも可能で、限界を超えた威力を発揮する。さらに、新しい特殊能力の発動、敵から得られる戦利品のグレードアップ、ウォーカーの体力の自動回復といった効果を得ることもできる。オーバードライブは、オーバードライブゲージを溜めることで利用可能だ。映像では、砂漠やジャングル、沼地などさまざまな環境での、ハイテンションなバトルが確認できる。

ウォーカーがナノライトを利用できるのは、「アーク」の血を引く人物だからだ。地球に小惑星が衝突する前、その危機を察した人類はアークと呼ばれるシェルターに選ばれた人間を避難させた。そこで体内に注入されたナノマシンがナノライトだった。オーソリティーは、特殊能力を操ることができるアークの生存者を根絶やしにしようとしており、最後の生き残りであるウォーカーも狙われている。そのためウォーカーは、苛酷で広大なウェイストランドでギャングたちと戦いながら、オーソリティーの圧政を打ち砕くために必要なツールと技術を探し求める。

『RAGE 2』は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに2019年春発売予定。Bethesdaは、E3 2018開催直前の6月11日午前10時30分から、プレスカンファレンス「The Bethesda E3 2018 Showcase」を実施予定で、ここで本作の新要素など詳細を披露するという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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