イカダで進むサバイバルな川下りローグライク『The Flame in the Flood』PC版が期間限定で無料配布中。有志日本語化Mod有り

Humble Bundleにて、『The Flame in the Flood』が無料配布中だ。日本標準時5月13日午前2時までに、カートに入れてチェックアウトするとSteamキーを取得できる(SteamおよびHumbleアカウントが必要)。対応プラットフォームはPCで、定価は1480円となっている。

Humble Bundleにて、『The Flame in the Flood』が無料配布中だ。日本標準時5月13日午前2時までに、カートに入れてチェックアウトするとSteamキーを取得できる(SteamおよびHumbleアカウントが必要)。対応プラットフォームはPCで、定価は1480円となっている。

『The Flame in the Flood』は、『BioShock』を手がけてきたIrrational Gamesの元メンバーたちが手がけるサバイバルゲーム。ゲームの舞台となるのは、大洪水により文明が崩壊し、大地が孤島に分断された世界。物語は、放浪者の少女スカウトがリュックサックをくわえた犬イソップと出会うところから始まる。そのリュックサックの無線機にはかすかな声が聞こえる。この声の主に会うために、少女と犬は川の終わりを目指すのだ。

ゲームは、急流を下っていくイカダパートと岸辺に着岸すると始まるサバイバルパートで構成されている。サバイバルパートでは、無人のガソリンスタンドや釣り具屋、キャンプ場、教会などから資材を集め、衣服を作り、イカダをアップグレードする。本作には満腹度・水分・体温・体力といったパラメータが存在しており、狩りや食事、クラフティングや睡眠をとりながら川下りを進めていく。

本作ではキャンペーンモードとエンドレスモードが存在している。難易度は若干高めながらも、キャンペーンモードにおいては、ゲームオーバーになった際には、若干巻き戻った地点からリスタートすることができるといった救済措置も存在する。もちろん、エンドレスモードでガチンコにどこまで遠くまでいけるか試すのもありだ。

本作は荒削りな部分も多いが、ミニマルさと複雑さを併せ持つシステム、退廃的な雰囲気やアメリカ南部をベースとした独特の世界観など見張るべき点も多い。導入は自己責任となるが、有志による日本語化Modも用意されているので、これを機会に犬との川下りを楽しんでみてはいかがだろうか。弊誌ではレビューも掲載しているので、こちらも参考にしてほしい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

記事本文: 5199