ファンタジー不思議のダンジョン『Tangledeep』Steamベータ版にて日本語に対応。世界観やシステムへの理解が捗る

インディースタジオImpact Gameworksは5月4日、Steamにて販売中の『Tangledeep』を日本語に対応させたことを発表した。『Tangledeep』は、開発者がみずから『風来のシレン』から影響を受けていることを公言するダンジョンRPGだ。プレイヤーは自動生成されたダンジョンを潜っていく。

インディースタジオImpact Gameworksは5月4日、Steamにて販売中の『Tangledeep』を日本語に対応させたことを発表した。Steamクライアントのプロパティからベータを選択し、ゲームを起動。右下の国旗アイコンをアメリカのものから日本のものに選択。ゲームを再起動すれば日本語で同作を楽しめる。現時点では、試験的な日本語サポートとなっており、まだ訳されていない部分もある。バグや誤りがあれば、公式Twitterに宛てて報告してみてはいかがだろうか。なお翻訳については、架け橋ゲームズが担当していることが明かされている。オリジナルのユニークな英文テキストがうまく日本語にローカライズされている印象だ。

『Tangledeep』は、開発者がみずから『風来のシレン』から影響を受けていることを公言するダンジョンRPGだ。プレイヤーは自動生成されたダンジョンを潜っていく。敵を倒し危険なトラップをくぐり抜けボスを倒し、レアなアイテムを地上へと持ち帰ることを目指す。ゲーム内には12種類の職業が用意されており、100種類以上のスキルから好みのものを選び手強い敵たちに挑む。拠点となる街では、アイテムの売買や保管ができるほか、魔法の木を栽培したり、ダンジョンで捕まえたモンスターを育てることも可能。ダンジョンでは、それぞれ特徴の異なる新しい装備を発見していく楽しみもあり、ハック・アンド・スラッシュ要素も色濃い作品となっている。

『Tangledeep』は、ローグライクゲームとしての完成度もさることながら、繊細に描かれるピクセルアート、Andrew Aversa氏や菊田裕樹氏が手がける美しいサウンドが好評を博していた。ただ一方で、テキストによる描写や説明も多い作品であったので、日本語化への要望も強かった。開発陣もそれを把握しており、かねてから日本語化をおこないたいと公言していた。そして今回、試験的ながらついに念願の日本語対応が果たされた。

なお本作は、Nintendo Switch版の発売が2018年Q2に予定されている。こちらも日本語対応で発売予定とのこと。実績十分の架け橋ゲームズがパートナーならば、同作の国内発売も心配なさそうだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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