『PUBG』銃器バランスの調整やマップ選択機能の追加を目的とした最新アップデートがテストサーバで配信開始

 

PUBG Corp.は4月26日、PC版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』のテストサーバにて最新アップデートの配信を開始した(日本語パッチノート)。以前より告知されていた銃器バランスの調整やマップ選択機能の実装が目的となっている。テストサーバで得られたデータや、プレイヤーからのフィードバックを踏まえ、準備が出来次第、本番サーバに反映される。

銃器のバランス調整では、特定武器に人気が集中することを避け、戦闘状況により使い分けられるような変更が目指されている。まずショットガンは近距離戦での与ダメージ量が増加し、有効距離も上方修正。SMGも近距離での移動や交戦が多い状況での威力・使いやすさが上昇する。一方、最も使用率の高いAR類については基本ダメージ、リロード時間、銃器反動が下方修正され、全てのAR武器で8倍スコープの使用が不可となる。DP28、M249といったLMGでも8倍スコープが使えなくなる。

レベル3ヘルメット、SRクイックドロー弾倉、SR大容量クイックドローマガジンは補給物資限定品に。逆にアドレナリン注射は通常スポーンアイテムになる

新しいコンテンツとしては、新武器SLRと新車両ミラドが追加される。SLRはSKSよりも威力が高いが、反動も大きいDMRである(7.62mm弾使用)。新車両のミラドは「Miramar」マップ限定の4人乗りセダン車。もっとも最高速度が速い車両となる。またアタッチメントやスコープの種類も増える。散弾の左右拡散範囲が増える代わりに上下拡散範囲を削減するダックビルや、水平反動と垂直反動が増える代わりに反動回復時間を短縮する軽量グリップなど、長所と短所がセットになったものばかりだ。さらに既存のレッドドットサイト、ホログラフィックサイト、2倍スコープに関しては、十字線のカラー/サイズ変更が可能となる。

そのほか今回のアップデートには、「Miramar」マップのロケーション追加や水中での呼吸バランス調整なども含まれている。詳細が気になった方はパッチノートを確認しておこう。