『PUBG』AR一極化を解消するためのバランス調整パッチを準備中。レベル3ヘルメットは補給物資限定品に
PUBG Corp.は4月21日、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)のブログを更新し、武器バランスの調整を目的としたアップデートを近日中に配信することを発表した(日本語公式サイト)。開発陣としては、プレイヤーの好みや状況に応じて銃器が使い分けられるようなバランスを望んでいるが、現状はどのシチュエーションであってもアサルトライフルばかりが使用され、他の武器種は使用率が低いという。そこで、プレイエリアのサイズ、交戦距離、周辺環境によって有利な銃器が変わるよう、バランスの見直しが図られる。単なる強武器の弱体化というよりは、状況に応じた長所短所がはっきりするような性能調整が期待できそうだ。
また銃器だけでなくアタッチメントにも調整が加えられる。現在は「どれが一番強いか」という基準だけでアタッチメントが選ばれており、武器の調整と同じく、戦闘状況に応じて使い分けられるよう改良が図られていく。アイテム全般のスポーン率についても調整される予定であり、特にレベル3ヘルメットに関しては通常スポーンのアイテムリストから削除され、補給物資限定品になる(英語版の告知文より)。レベル3ヘルメットは、ヘッドショットによる即死を防ぐほどの強力な防具。そのような防具の獲得が運に左右されてしまう状況を解消するため、リスクを負わないと入手できない補給物資限定品へと変更するのだという。
武器バランスの調整を目的としたアップデートは、近日中にテストサーバでテストされ、準備が整い次第本番サーバに適用される。アップデート一回で終わらせるのではなく、プレイヤーからのフィードバックを踏まえて継続的な調整を加えていくとのことだ。詳細な変更内容についてはパッチノートの公開を待ちたい。なお『PUBG』では、プレイヤーからの要望が多かったマップ選択機能が近日中にテストサーバに実装予定。従来の仕様に戻された電磁パルスのバランス調整についても、引き続き見直しが計画されている。