SNKが「NEOGEO」の人気タイトルを収録する新しいゲーム機の発売を予告。「ミニNEOGEO」登場なるか

SNKは4月19日、公式Twitterアカウントにて、ブランドとしての「SNK」が今年40周年を迎えることを報告。そして、同社がかつて販売していた業務用・家庭用ゲーム機「NEOGEO」向けの人気タイトルを収録した新しいゲーム機が登場すると予告した。

SNKは4月19日、公式Twitterアカウントにて、ブランドとしての「SNK」が今年40周年を迎えることを報告。そして、同社がかつて販売していた業務用・家庭用ゲーム機「NEOGEO」向けの人気タイトルを収録した新しいゲーム機が登場すると予告した。

現時点では、このツイート以上の情報はなく詳細は不明である。SNKは、そのゲーム機は「『KOF』『餓狼伝説』『サムスピ』『メタスラ』など、SNKの作品を支持して頂いているファンの皆様への感謝の気持ちを込めたもの」だとしており、同社の代表作が多数収録されることが予想される。そうなると、任天堂のミニファミコンやミニスーファミ、あるいは先日発表されたセガのメガドライブミニ(仮称)に倣った、「ミニNEOGEO」といえる製品となるのかもしれない。

ただ、ツイートに添付された画像には、NEOGEOと書かれた黒いベールに覆われた箱形らしき物体が写っている。もし、これがそのゲーム機のフォルムなのだとしたら、少なくとも家庭用のNEOGEO(AES)の筐体を再現したものではなさそうだ。どちらかといえば箱形に近い業務用のNEOGEO(MVS)筐体をミニサイズで再現するのか、あるいはまったく新しいデザインを採用するのだろうか。一方で、ベール内の手前部分にあるのは、左側に丸い突起がある板状のものに見え、こちらは家庭用NEOGEOのコントローラー(あるいは別デザインのアーケードスティック)を想起させる。

NEOGEO MVS(画像左)とAES(画像右)

NEOGEOは、1990年代から2000年代初めにかけてアーケードと家庭用向けに展開し、数多くの名作を生んだ。その多くはNEOGEO終了以降も、続編や移植などの形でさまざまなプラットフォームでのリリースが続き、現在も親しまれている。今回予告された新しいゲーム機はどのようなデザインになるのか気になるところではあるが、多数の人気作を手軽に楽しめるものと予想され、続報に期待が集まる。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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