北欧神話の煉獄の地にて巨人族に戦いを挑むアクション『Jotun: Valhalla Edition』ニンテンドースイッチ版発表。4月27日に国内発売へ

カナダに拠点を置くインディースタジオThunder Lotus Gamesは4月14日、アクション・アドベンチャーゲーム『Jotun: Valhalla Edition』のニンテンドースイッチ版を発表した。ダウンロード専用で、4月27日に全世界で発売する。日本国内での発売も決定しており、4月19日からニンテンドーeショップにて予約受付が開始される予定だ。

カナダに拠点を置くインディースタジオThunder Lotus Gamesは4月14日、アクション・アドベンチャーゲーム『Jotun: Valhalla Edition』のニンテンドースイッチ版を発表した。ダウンロード専用で、4月27日に全世界で発売する。日本国内での発売も決定しており、4月19日からニンテンドーeショップにて予約受付が開始される予定だ。

本作では、北欧神話をもとにした物語が展開する。主人公は、ヴァイキングの女戦士トーラ。非業の死を遂げた彼女は、天界の勇士の館「ヴァルハラ」に入ることを神々から許されなかった。しかし神々の王オーディンは、精霊の巨人族「Jotun(ヨトゥン)」を5体倒すことができたならヴァルハラに入ることを認めると言い、トーラは自らの力を証明するために北欧の煉獄の地へと向かう。そして物語を進める中では、トーラの生と死の秘密が少しずつ明らかになる。

ゲームは見下ろし型視点のアクションゲームで、まったく環境の異なる9つの世界を旅し、道中に待ちかまえる敵やトラップ、また謎を解きながら、各地のどこかに封印されたヨトゥンたちを探す。トーラは愛用の戦斧での攻撃のほか、神々が授けてくれる神力(魔法)を駆使して戦う屈強な戦士だ。しかし、そんな彼女もヨトゥンの前ではちっぽけな存在である。巨人族というだけあり、いずれのヨトゥンもトーラが小人のように見えるほど巨大で、その攻撃も非常に強力。真正面から向かっていては勝ち目はないため、攻撃パターンを見極め、うまく立ち回りながら勝機を見出すのだ。

今回発表されたニンテンドースイッチ版には、携帯モードでのプレイに合わせた最適化がおこなわれたという。具体的な内容は明らかにされていないが、プレスリリースには「シームレスな体験」という言葉があるので、ゲームの中断と再開に何らかの工夫があるのかもしれない。また本作の特徴の一つである、手描きイラストによるグラフィックにはリマスターが施されているとのこと。たとえば過去にリリースされたWii U版と比較すると、そのアップグレードを実感できるはずだとしており、開発元Thunder Lotus Gamesのニンテンドースイッチ版への意気込みが伝わってくる。

この『Jotun: Valhalla Edition』は、2014年に実施されたKickstarterキャンペーンの成功を受けて開発が進められ、これまでに発売された各プラットフォームでの売り上げは計100万本以上を記録している。なお、国内では現在SteamPlayStation 4向けに販売中。Steamでは4月17日まで50パーセントオフセールを実施中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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