ショップ経営×冒険RPG『Moonlighter』Steam/PS4/Xbox版は5月29日に発売へ、日本語対応予定。ニンテンドースイッチ版は数か月後

ポーランドのパブリッシャー11bit Studiosは、『Moonlighter』を発売すると発表した。プラットフォームはSteam/PlayStation 4/Xbox One。Steamのストアページには日本語対応表記があり、ゲーム説明も日本語で表示されるので、日本語に対応すると考えてよさそうだ。『Moonlighter』は、昼はショップ経営に勤しみ、夜はダンジョンへと冒険に出かけるという複数のジャンルを併せ持つRPGだ。

ポーランドのパブリッシャー11bit Studiosは、『Moonlighter』を5月29日に発売すると発表した。プラットフォームはSteam/PlayStation 4/Xbox One。Steamのストアページには日本語対応表記があり、ゲーム説明も日本語で表示されるので日本語に対応すると考えてよさそうだ。なお本作はニンテンドースイッチ版が発売されることが発表されていたが、発表にあわせてリリース時期は他機種版から数か月遅れるとも報告されていたので、もうしばらく待つ必要があるだろう(Kickstarterページ)。

『Moonlighter』は、昼はショップ経営に勤しみ、夜はダンジョンへと冒険に出かけるという複数のジャンルを併せ持つRPGだ。その設定、そしてビジュアルやゲームシステムから『トルネコの大冒険』と『ゼルダの伝説』を組み合わせた作品とも評されることもある。主人公となるのは、ヒーローになりたいという願いを持つWill。ただし、ヒーローになるためには大金が必要だ。そこでWillは装備などを潤沢な資金を得るために、昼は親族から譲り受けたショップ「Moonlighter」を経営し、忙しなく住人にアイテムを売っていく。夜になると街の近郊にあるダンジョンへと向かい、昼に売るアイテムを得るべく冒険する。

ダンジョンは潜るたびにマップが変化し、内部には敵が徘徊するなど危険がひしめく。プレイヤーはうまく装備を整えて戦闘に打ち勝ち、各エリアを攻略していく。またダンジョンからすべてのアイテムを持ち帰ることはできない。プレイヤーが目利きをし、持ち帰るに値する価値のあるアイテムを取捨選択する必要がある。冒険者としてだけでなく、ショップ経営者としてのセンスもまた夜の冒険時には求められるのだ。

昼は昼で万引きへの対処や、価格の設定、バイトの雇用、客捌きに忙しい。夜は前述したようにダンジョン探索に忙しい。昼に村人と仲良くなればエンチャントが可能になり、夜の生活に役立つ。ジャンルは異なるが、隣接するふたつの要素を両立させ、ヒーローになりたいというWillの願いを叶えてあげよう。

本作を開発しているのは新興スタジオであるDigital Sun Games。本作はインディースタジオとしての最初のリリースタイトルであり、スクウェア・エニックスのインディーデベロッパーを対象とした支援プログラムSquare Enix Collectiveに選ばれたほか、Kickstarterでも13万ドルの資金を集め大きな成功を収めた期待作。5月29日の発売が楽しみだ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

記事本文: 5199