クロスプレイ対応のバトルロイヤルゲーム『Crazy Justice』ニンテンドースイッチの実機上で動作するゲームプレイ映像が公開

インディースタジオBlack Riddles Studioは4月2日、アクションTPS『Crazy Justice』の最新映像を公開した。本作はPC/PlayStation 4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに開発中で、今回の映像はニンテンドースイッチの実機上で動作していることが確認できるオフスクリーン映像となっている。

インディースタジオBlack Riddles Studioは4月2日、アクションTPS『Crazy Justice』の最新映像を公開した。本作はPC/PlayStation 4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けに開発中で、今回の映像はニンテンドースイッチの実機上で動作していることが確認できるオフスクリーン映像となっている。

『Crazy Justice』は、スチームパンクの世界観で描かれるヒーローシューターで、オンラインマルチプレイでは最大100人でのバトルロイヤルを楽しむことができる。ゲームモードの一つ「Survive the Tesla」では、マップの中心に設置されたテスラコイルからマップを覆うシールドが張られ、プレイヤーはその中で戦う。シールドは時間経過と共に縮小し、バトルエリアも狭くなっていく、バトルロイヤルゲームではおなじみのシステムだ。今回公開された映像は、おそらくこのゲームモードのものと思われる。これまでは、入り組んだ渓谷や古代遺跡のようなマップにて本作のゲームプレイが紹介されていたが、今回は見通しの良い草原という新たなロケーションが披露されている。まだ開発途中ではあるが、ニンテンドースイッチ上でスムーズに動作しているようだ。

バトルロイヤルのゲームモードとしてはほかに、マップを6つに分ける区画が時間経過と共に一つずつ破壊されていく「Survive」もある。またチーム対戦で相手の拠点の破壊を目指すモードや、シングルプレイもしくは協力プレイでのストーリーモードなど、バトルロイヤル以外のゲームモードも用意される予定だ。本作にはプレイアブルキャラクターとして20人のヒーローが登場する予定で、ストーリーモードでは世界中に隠されたテスラコイルを見つけ出して世界を救う、それぞれのヒーローの物語が描かれるという。なお、各ヒーローはそれぞれ固有のスペシャルスキルを持っているのに加え、スキルデッキシステムによりプレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能である。

本作はクラフトシステムを備えることが特徴の一つで、バトル中に素材を集めてバリケードやトラップをフィールドに設置でき、さらに上位の素材を消費すれば設置物をアップグレード可能だ。今となっては『Fortnite(フォートナイト)』風と言った方が分かりやすいかもしれない。また、物理演算に基づいた破壊表現も売りにしており、対戦相手がクラフトしたものを破壊したり、マップの一部を壊して新たな侵攻ルートを切り拓いたりといったゲームプレイが可能となる。

この『Crazy Justice』は、昨年実施したFigでのクラウドファンディングを成功させ、特にニンテンドースイッチ向けには同プラットフォーム初のバトルロイヤルゲームにするべく開発が進められている。ニンテンドースイッチではモーションコントロールでの操作にも対応するという。またオンラインマルチプレイでは、ニンテンドースイッチ・PC・Xbox One版のプレイヤーが一緒にプレイできるクロスプレイにも対応する。発売時期は、2018年第2四半期の後半となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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