セガのメガドライブゲーム53本を収録する『SEGA Mega Drive Classics』がPS4/Xbox One向けに発表。5月29日に海外で発売

セガは3月14日、『SEGA Mega Drive Classics』を欧州向けに、『SEGA Genesis Classics』を北米向けに発表した。プラットフォームはPlayStation 4およびXbox Oneで、5月29日に欧米で発売する。本作は、セガがかつて「メガドライブ(北米ではGenesis)」向けに発売した名作の数々を1本にまとめた作品だ。

セガは3月14日、『SEGA Mega Drive Classics』を欧州向けに、『SEGA Genesis Classics』を北米向けに発表した。プラットフォームはPlayStation 4およびXbox Oneで、5月29日に欧米で発売する。本作は、セガがかつて「メガドライブ(北米ではGenesis)」向けに発売した名作の数々を1本にまとめた作品だ。

本作には、実に53タイトルものメガドライブゲームが収録され、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』などマルチプレイに対応したタイトルでは、ローカル・オンラインプレイ共にサポートする。複数のグラフィックオプションが用意されるほか、ゲーム画面を左右反転させて遊べるゲームモードもあるという。左右反転モードはすべてのタイトルで利用できる。ホーム画面は、1990年代のゲーマーの部屋をイメージした3D空間となっており、棚に並べられた各タイトルのパッケージから選んでプレイするスタイル。これはSteam向けの「SEGA Mega Drive Classics Hub」のホーム画面を再現したものであるようだ。

なお、セガは本作に含まれるメガドライブタイトルをSteamでも数多くリリースしている。『SEGA Mega Drive Classics』の発売日である5月29日には無料アップデートを実施し、上述したコンソール版の仕様に合わせるとのこと。収録外のタイトルについてもアップデートがおこなわれるかどうかは不明である。

セガはかつて、本作と同じコンセプトで48本のメガドライブゲームを収録した『SEGA Mega Drive Ultimate Collection』をPS4/Xbox 360向けに発売していたが、こちらは国内では発売されなかった。また、モバイル向けにレトロゲームを配信している「SEGA Forever」も、国内展開は実現していない。そのため、この『SEGA Mega Drive Classics』の国内発売も不透明であるが、ぜひ期待したいところである。

『SEGA Mega Drive Classics』収録タイトル

・Alex Kidd in the Enchanted Castle(アレックスキッド 天空魔城)
・Alien Soldier(エイリアンソルジャー)
・Alien Storm(エイリアンストーム)
・Altered Beast(獣王記)
・Beyond Oasis(ストーリー オブ トア 光を継ぐ者)
・Bio-Hazard Battle(クライング 亜生命戦争)
・Bonanza Bros.(ボナンザブラザーズ)
・Columns(コラムス)
・Columns III: Revenge of Columns(コラムスIII 対決!コラムスワールド)
・Comix Zone(コミックスゾーン)
・Crack Down(クラックダウン)
・Decap Attack(まじかるハットのぶっとびターボ!大冒険)
・Dr. Robotnik’s Mean Bean Machine(ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン)
・Dynamite Headdy(ダイナマイトヘッディー)
・ESWAT: City Under Siege(サイバーポリス イースワット)
・Fatal Labyrinth(死の迷宮)
・Flicky(フリッキー)
・Gain Ground(ゲイングランド)
・Galaxy Force II(ギャラクシーフォースII)
・Golden Axe(ゴールデンアックス)
・Golden Axe II(ゴールデンアックスII)
・Golden Axe III(ゴールデンアックスIII)
・Gunstar Heroes(ガンスターヒーローズ)
・Kid Chameleon(カメレオン キッド)
・Landstalker(ランドストーカー 皇帝の財宝)
・Light Crusader(ライトクルセイダー)
・Phantasy Star II(ファンタシースターII 還らざる時の終わりに)
・Phantasy Star III: Generations of Doom(時の継承者 ファンタシースターIII)
・Phantasy Star IV: The End of the Millenium(ファンタシースター 千年紀の終りに)
・Ristar(リスター・ザ・シューティングスター)
・Shadow Dancer: The Secret of Shinobi(シャドー・ダンサー ザ・シークレット・オブ・シノビ)
・Shining Force(シャイニング・フォース 神々の遺産)
・Shining Force II(シャイニング・フォースII 古えの封印)
・Shining in the Darkness(シャイニング&ザ・ダクネス)
・Shinobi III: Return of the Ninja Master(ザ・スーパー忍II)
・Sonic 3D Blast(ソニック3Dブラスト)
・Sonic Spinball(ソニックスピンボール)
・Sonic the Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ)
・Sonic the Hedgehog 2(ソニック・ザ・ヘッジホッグ2)
・Space Harrier II(スペースハリアーII)
・Streets of Rage(ベア・ナックル)
・Streets of Rage 2(ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌)
・Streets of Rage 3(ベア・ナックルIII)
・Super Thunder Blade(スーパーサンダーブレード)
・Sword of Vermilion(ヴァーミリオン)
・The Revenge of Shinobi(ザ・スーパー忍)
・ToeJam & Earl(トージャム&アール)
・ToeJam & Earl in Panic on Funkotron(トージャム&アール2)
・Vectorman(ベクターマン)
・VectorMan 2(ベクターマン2)
・Virtua Fighter 2(バーチャファイター2)
・Wonder Boy III: Monster Lair(ワンダーボーイIII モンスターレア)
・Wonder Boy in Monster World(ワンダーボーイV モンスターワールドIII)

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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