ドワーフとなり危険な鉱山で採掘する協力プレイ対応FPS『Deep Rock Galactic』Steamにて早期アクセス販売開始。Xbox One版も発売予定


Coffee Stain Publishingは2月28日、Ghost Ship Gamesが手がける採掘FPSゲーム『Deep Rock Galactic』の早期アクセス販売をSteamにて開始した。価格は2480円。またWindows 10/Xbox One向けにも、早期アクセスにあたるGame Previewとして本日中に発売予定だ。なお、Windows 10/Xbox One版はXbox Play Anywhere対応により、クロスバイ・クロスセーブ、さらに両プラットフォーム間でのクロスプラットフォームプレイをサポートする。

『Deep Rock Galactic』では、プレイヤーは銀河系一の採鉱会社Deep Rock Galacticに務めるドワーフ社員となり、星々での採掘作業に従事する。この会社は、10か所以上の外縁星系群に存在する鉱脈を保有。現在87基の宇宙採掘システムが稼働しており、さらに16基が建設中だ。この宇宙にはほかにも採鉱会社が存在するが、ハイリスク・ハイリターンが信条のDeep Rock Galacticは、ライバル会社が危険すぎると手を出さないような星でもおかまいなしに進出する。

そしてプレイヤーに与えられた任務は、この銀河系内でもっとも重要かつ危険だとされる惑星「HOXXES IV」にある鉱山の採掘だ。このHOXXES IVには、ほかの惑星とは桁違いなほど鉱石が豊富に存在するという。そのため、これまでにたくさんの採掘作業員が送り込まれたものの、すべて任務に失敗しているという、いわくつきの惑星である。Deep Rock Galactic社は、屈強で執念強く、地下でのサバイバルにも長けているドワーフが最終的には頼りになると考えており、今回もまた彼らの出番がやってきた。

ゲームは最大4人での協力プレイに対応しており、プレイヤーは攻撃能力に優れた「ガンナー」、暗い洞窟を照らす照明ツールなどを持つ「スカウト」、道を切り拓く掘削能力の高い「ドリラー」、そしてサポートタレットなどを扱える「エンジニア」の4つのクラスから選択し、チームを組んで地下深くの鉱山に降りる。会社からは目的の鉱石の種類と、採掘すべき量がミッションとして指定されるので、それを達成して地上に持ち帰るというのがゲームの基本的な流れだ。

それぞれのプレイヤーは採掘に必要なピッケルなどのツールと、身を守るための武器を持っており、鉱山を進み目的の鉱石を探す。鉱山の中にはさまざまな種類の鉱石が存在するため、怪しいと思った鉱脈に調査ツールのレーザーを当てて鉱石の種類を特定するのだ。そして目当ての鉱石を発見すればピッケルを使って採掘し、同行しているMULEと呼ばれるドローンに渡して確保する。なお、鉱山の構造は自動生成によりプレイするたびに異なる。

惑星HOXXES IVは鉱石が豊富なだけではなく、さまざまなモンスターが棲息している。鉱山の中はまさにモンスターの巣になっており、侵入者であるプレイヤーを襲ってくる。そのため、仲間と協力しながら多数のモンスターの猛攻をしのぎつつ、目的の鉱石を探さなければならない。道中では、ボスのようなモンスターと出会うこともあるという。そしてミッションは、脱出ポッドまで無事に戻り、ドアを閉めるその瞬間まで続く。執拗に追ってくるモンスターの前では、一瞬たりとも気を抜くことはできないだろう。ミッションクリア後には、主目標・サブ目標の達成度や、採掘量、倒した敵の数などから報酬や経験値が算出され獲得できる。拠点に戻って経験値や報酬を使い武器や装備品をアップグレードして、そしてまた危険な鉱山に降りるのだ。

この『Deep Rock Galactic』は、2016年からクローズドアルファテストを実施しながら開発が進められてきた。開発元のGhost Ship Gamesは、早期アクセス期間中には新たなモンスターや生態系、アップグレード、プレイヤークラスなどさまざまなコンテンツを追加していく予定だとしている。