『スマブラ』と『ロケットリーグ』の中間を目指すアクション『Rocket Jockey』発表。ロケットに馬乗りしフックを伸ばして邪魔しあう

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インディースタジオBurnWardGamesは2月26日、『Rocket Jockey』を発表した。対応プラットフォームはPCで、コンソール展開は検討中。『Rocket Jockey』は、多人数参加型のパーティーアクションゲームだ。『大乱闘スマッシュブラザーズ』と『ロケットリーグ』の中間のような作品を目指して開発されているという。

プレイヤーは、ロケットに馬乗りし操縦する。ロケットに乗った状態でグラップリングフックを伸ばせば、障害物や敵を引っ掛けることができる。アリーナ上のフィールドにて、敵を引っ掛け回して勝利を目指すのだ。

ゲームモードは3種類用意されている。「Jockey Toss」はサッカーに似た形式であるが、ボールは存在せず他プレイヤーをシュートし、ゴールすることを目的としている。他プレイヤーを攻撃しダメージを蓄積させダウンさせるとゴールしやすくなる。「Deathmatch」はその名のとおり、生死をかけて戦うガチバトル。「Race」では、戦いがメインのほかの2モードとは異なり、1位を目指してアリーナ内をレースする。美しくターンを決めてロケット乗りの技術を見せつけるのだ。

本作は、1996年にPC向けに発売された作品『Rocket Jockey』のリメイク作品だ。ロケットの乗るバトルやグラップリングで引っ掛けるといったユニークなゲームコンセプトがカルト的な人気を博したが、1996年という時代背景もあってか、PC向けパーティーゲームであるにもかかわらずオンラインに対応していないということで、特定のユーザーのみ知るゲームに留まっていた。BurnWardGamesはそんな同作を「時代を先駆け過ぎた名作」と高く評し、今回のリメイクに至ったわけだ。リメイク版はオンラインマルチのほかに、画面分割の4人対戦にも対応している。

開発にはUnreal Engine 4が採用されており、ビジュアルも魅力の本作。サーフギターのBGMにもこだわりがあるようで、ギタリストDick Dale氏を中心に数々の著名アーティストが楽曲制作に参加している。『Rocket Jockey』のリメイクプロジェクトはこれまでに幾度も立ち上げられ頓挫されており、製品化への懸念も生まれかねない。ただBurnWardGamesでは10名以上のスタッフが在籍し、チームとして開発が続けられているので、これまでのプロジェクトよりもリメイクは実現に近いだろう。

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