フルリメイクで蘇った『聖剣伝説2 SECRET of MANA』PS4/Vita版発売。Steam版は明日16日に配信開始

スクウェア・エニックスは2月15日、アクションRPG『聖剣伝説2 SECRET of MANA』をPlayStation 4およびPlayStation Vita向けに発売した。『聖剣伝説2 SECRET of MANA』は、1993年にスーパーファミコン向けに発売された『聖剣伝説2』をフルリメイクした作品だ。

スクウェア・エニックスは2月15日、アクションRPG『聖剣伝説2 SECRET of MANA』をPlayStation 4およびPlayStation Vita向けに発売した。Windows(Steam)向けにも発売が予定されており、こちらは明日16日午前2時に配信開始となる。価格はいずれも5184円(税込)。本作は、1993年にスーパーファミコン向けに発売された『聖剣伝説2』をフルリメイクした作品だ。

マナの力によって文明が栄え、人々はその力を戦争にも利用し、マナの要塞と呼ばれる巨大な船を造る。しかしそれが神々の怒りに触れ、遣わされた神獣と要塞との間で激しい戦いが繰り広げられる。そうしたなか聖剣を携えた勇者が現れ、要塞は落とされ神獣も姿を消した。そしてふたたび平和が戻った世界が本作の舞台である。主人公は気弱な少年ランディ。ひょんなことから伝説の聖剣を引き抜いてしまい、村にモンスターが現れたことから彼の冒険が始まる。

プレイヤーはランディのほか、仲間となるプリムやポポイを切り替えて操作する。ローカル協力プレイも可能だ。オリジナル版では、モーションバトルというフィールドを自由に移動しながらバトルをおこなうシステムや、さらにリング型のメニューを表示させてアイテムや武器を素早く使用できるリングコマンドといった、当時としては新しいシステムを導入したことが特徴だったが、そうした要素は本作にも受け継がれている。

一方で、ビジュアルは全編3Dで作りなおされており、イベントのカットシーンではキャラクターたちが活き活きと動く様子にカメラが迫り、さらにキャラクターボイスが追加されるなど、フルリメイクらしい進化を遂げている。楽曲も、コンポーザーの菊田裕樹氏による監修のもと全楽曲をアレンジして収録しているほか、SEにはリマスターを施している。また細かいところではあるが、海外ではローカライズにも調整が加えられているようだ。このように現代的に生まれ変わった本作であるが、オリジナル版と比較して見ると、イベントシーンやマップの構成、また建物やオブジェクトの位置などはほぼ変わらず、オリジナル版の雰囲気を尊重しリメイクをおこなったことがうかがえる(関連記事)。

この『聖剣伝説2 SECRET of MANA』には早期購入特典が用意されており、2月28日までにPS4/Vita版を購入すると、キャラクターの見た目がモーグリの姿に変化するアバター「モーグリのぬいぐるみ」がプレゼントされるほか、PlayStation Storeでの購入者にはオリジナルテーマが特典としてついてくる。また、PlayStation Plus加入者向けにオリジナルテーマ2種が無料配布されている。こちらは3月6日までの期間限定だ。

Steam版にも予約・早期購入特典が用意されており、2月22日までに購入すると、上述のアバター「モーグリのぬいぐるみ」に加え、アバター「タイガービキニ&トラのぬいぐるみ」とオリジナル壁紙がプレゼントされる。なお、この「タイガービキニ&トラのぬいぐるみ」は、スクウェア・エニックス e-STOREでのPS4/Vita版の早期購入特典にもなっているが、数量限定とのことなので、こちらの特典が欲しいというPS4/Vitaユーザーの方は早めに入手しておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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