『モンスターハンター:ワールド』カプコン史上最速ペースで出荷本数600万本突破。『Horizon Zero Dawn』コラボ第2弾の実施時期も発表

 

カプコンは2月9日、『モンスターハンター:ワールド』の全世界での出荷本数(ダウンロード版の販売本数を含む)が、PlayStation 4版とXbox One版を合わせて600万本を突破したと発表した(Xbox One版は欧米でのみ販売中)。本作は、今年1月26日の発売から3日経った時点で500万本を突破していたことが明らかにされており、それからわずか2週間足らずでさらに100万本を上乗せした形だ。これはカプコン史上最速のペースだそうで、2004年から続く『モンスターハンター』シリーズとしては累計販売本数が4600万本に達している。

『モンスターハンター:ワールド』は据え置き機向けとしては9年ぶりとなる作品で、リッチなグラフィックに加え、オープンワールドのようにエリア間をシームレスに移動できるシステムや、全世界のプレイヤーとのオンラインマルチプレイを導入している。もともと国内では高い人気を誇るシリーズで、本作でも好調であることが伝えられていたが、さらに海外市場での支持を高めるために、そうした変革や世界同日発売を実施するなどした。本作は海外にて非常に高い評価を得ており、カプコン史上最速ペースという売れ行きも、その成果であると見ることができるだろう。本作はPC版の発売も控えており、さらなる盛り上がりが期待できそうだ。

『モンスターハンター:ワールド』では定期的にイベントクエストを実施しており、今回『Horizon Zero Dawn』とのスペシャルコラボ第2弾の開催スケジュールが決定している。イベントクエスト名は「試練」で、実施期間は2月28日午前9時から3月16日午前8時59分まで。クエストLvは「★6」で、受注・参加条件は「ハンターランク(HR)11以上」となっている。「古代樹の森」にて最大クラスの「アンジャナフ」を狩り、「ノラ族義勇兵の証」を入手することが目標だ。このクエストをクリアすると、『Horizon Zero Dawn』の主人公アーロイが持つ武器「アーロイの弓」や、アーロイになりきれるワンセット防具「アーロイαシリーズ」が生産可能になる。アーロイの弓は、強化することで「アーロイの戦弓」にアップグレード可能だ。

このほか、2月16日から3月2日にかけては『ストリートファイターV』とのスペシャルコラボ第1弾が予定されている。こちらはPS4版『ストリートファイターV』および『ストリートファイターV アーケードエディション』のセーブデータを持っているユーザーのみが受注できるが、受注されたクエストに参加することは誰でも可能である。また時期未定ではあるが、『ロックマン』とのスペシャルコラボも予定されている。本作では、こうしたスペシャルコラボ以外にもさまざまなイベントクエストを実施しており、公式サイトでは詳しいスケジュールが公開されているので、ハンターの方々は定期的にチェックしよう。