火星入植シミュレーションゲーム『Surviving Mars』3月16日にSteamで発売。火星を探索して巨大都市を建設、未知の謎との遭遇も

Paradox Interactiveは2月1日、Haemimont Gamesが手がける火星入植シミュレーションゲーム『Surviving Mars』を日本時間3月16日に発売すると発表した。『Surviving Mars』では、プレイヤーは地球からの入植者を迎えるために、火星にいちから都市を建設する。

Paradox Interactiveは2月1日、Haemimont Gamesが手がける火星入植シミュレーションゲーム『Surviving Mars』を日本時間3月16日に発売すると発表した。SteamではWindows/Mac/Linux版が発売予定となっている。海外では、ほかにPlayStation 4/Xbox One向けにも発売され、価格はいずれも39.99ドルだ。

『Surviving Mars』では、プレイヤーは地球からの入植者を迎えるために、火星にいちから都市を建設する。ロボットを使っての資源調査から電源や食料の確保、居住区の建設などを指揮し、そして巨大なドームに覆われた都市に発展させていくのだ。一方の入植者となる人間は個別にシミュレートされ個性を持っているという。それぞれ長所を持っていたり問題を抱えていたりもする。それが欲求として現れたり、ほかの入植者との関係に影響を及ぼすこともある。プレイヤーはそうした様子を捉えて、新たな施設を建設するなどして人々を満足させるのだ。

ゲームでは火星の探索も重要なパートで、そこで獲得した資源を研究することで新たな技術などを得られる。火星では嵐など激しい天候変化に見舞われることもあるようで、楽な仕事ではなさそうだ。なお、研究によってどのような成果が得られるかはランダムであるため、プレイするたびに異なる体験となる。さらに、火星には数多くの謎が隠されており、探索を通じて発見できるかもしれない。その謎を解き明かすことは、プレイヤーの入植地を豊かにするかもしれないし、逆に苦境に追い込む可能性もあるそうだ。

なお本作ではModをサポートし、プレイヤーが作成したModを簡単に共有・検索できるツールが提供される。Modでは、ビルや公園などの施設はもちろん、オリジナルの“火星の謎”を作成することも可能だという。こうした謎は、「2001年宇宙の旅」などで知られる小説家アーサー・C・クラーク氏や、アイザック・アシモフ氏のSF作品から影響を受けて導入したそうで、数ある火星入植シミュレーションゲームの中にあって、本作を特徴付ける要素の一つとなりそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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