「リアル・モンスターハンター」求む。『モンスターハンター:ワールド』のPRとして、英カプコンが未確認動物捜索イベントを開催

カプコンの英国子会社CE Europeは1月29日、現在発売中の『モンスターハンター:ワールド』のプロモーションの一環として、「リアル・モンスターハンター」を探すイベントを実施し、賞金として5万ポンド(約764万円)を拠出するとプレスリリースを通じて発表した。

カプコンの英国子会社CE Europeは1月29日、現在発売中の『モンスターハンター:ワールド』のプロモーションの一環として、「リアル・モンスターハンター」を探すイベントを実施し、賞金として5万ポンド(約764万円)を拠出するとプレスリリースを通じて発表した。

具体的にいうと、世界中の人が知っているけど、その存在が証明された例のない“モンスター”もとい未確認動物を探し出そうというイベントだ。カプコンは「ビッグフット」や「ネッシー」など、以下の10種類の未確認動物を対象としている。期限は今年6月30日で、それまでにいずれかのモンスターの存在を証明できる情報が寄せられた場合、カプコンは世界最大の未確認動物研究グループThe Centre for Fortean Zoologyと共に精査し、認められれば賞金が授与される。

・Bigfoot(ビッグフット/サスカッチ)
・Scottish lake monster(ネッシー)
・Mongolian Death Worm(モンゴリアン・デス・ワーム)
・Mermaid(マーメイド/人魚)
・Earth Hound(アースハウンド)
・Yeti/Almasty(イエティ/アルマス)
・Chupacabras(チュパカブラ)
・The flying snake of Namibia(フライングスネーク)
・Yowie(ヨーウィー)
・Cornish Owlman(フクロウ男)

それぞれの詳細は割愛するが、こうした未確認動物の話題はテレビなどで一時期よく取り上げられていたため、上記リストの中でピンとくるものがあるという方も多いのではないだろうか。これまで何十年にもわたって謎とされてきたものが、たった半年で明らかにできるものなのか疑問であるが、多くの情報が寄せられることに期待したい。ちなみに、参加資格はイギリスに居住している18歳以上とされているため、残念ながら日本のリアル・モンスターハンターの方々は参加できない。

カプコンは、海外にて今回のようなプロモーションを精力的におこなっており、たとえば発売直前には、イギリスのレストランを借り切ってモンスターハンター風に飾り付け、巨大な肉でバーベキューをおこなうようなイベントも開催されていた。『モンスターハンター:ワールド』は、E3にて海外先行で発表されるなど海外展開にも力を入れており、そのかいあってか、すでに全世界出荷本数が500万本を突破するなど好調が伝えられている(関連記事)。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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