『モンスターハンター:ワールド』全世界出荷本数が500万本を突破。発売3日にしてシリーズ最高の出荷を達成
カプコンは本日1月29日に、『モンスターハンター:ワールド』の全世界出荷本数が500万本を突破したことを発表した(ダウンロード版含む)。この出荷本数はシリーズ最高のものとなるという。カプコン公式に掲載されているデータによると、セールスデータとしては『モンスターハンターポータブル 3rd』が490万本。『モンスターハンタークロス』が430万本を達成している。出荷とは異なりセールスデータが計上されるのはだいぶ先になりそうであるが、『モンスターハンター:ワールド』はおそらくこれらの数字を上回ることになりそうだ。
『モンスターハンター:ワールド』は、久々の据置機での発売となるシリーズ最新作。プレイヤーは調査団の一員として「新大陸」に足を踏み入れたハンターとなり、未知の大陸を探索する。今作ではエリア間の移動や各種アクションをシームレスで行えるほか、モンスターへのダメージ数値の表示化、クエストへの途中参加など、さまざまな新要素を導入している。
『モンスターハンター』シリーズはこれまで国内でも絶大な人気を誇るタイトルであったが、同時発売された海外の伸びも相当なものであるとうかがえる。たとえば、イギリスのビデオゲーム業界の団体組織のUkieは、27日付けのパッケージ版における週間チャートを開示し、『モンスターハンター:ワールド』が首位を獲得したことを報告している(2位は『ドラゴンボール ファイターズ』)。ニンテンドー3DS向け『Monster Hunter Generations(モンスターハンタークロス)』が初登場3位を飾っており、イギリスではすでに『モンスターハンター』人気が高まっていることを予感させていたが、熾烈なヒットチャートの1位に輝いたのは、海外展開が成功させたと考えられる結果のひとつといえるだろう。
カプコンはすでに数々のコラボやアップデートを予告しており、初動だけでなくさらなる積み上げを誓っている。レビュー集積型サイトMetacriticでも91点台を記録しており(ユーザースコアは8.0)、評判もまた上々。今後もさらなる伸びが期待されるだろう。PC版の発売も今後控えており、2018年はしばらく『モンスターハンター:ワールド』フィーバーが続きそうだ。