人気音楽ゲーム続編『Cytus II』iOS版が配信開始、価格は240円。新たなノーツや演出を導入
Rayarkは1月18日、音楽ゲーム『Cytus II』をiOS向けに配信した(App Store)。価格は240円(追加キャラクターは別途各1200円)。なお、Android向けには3月の配信が予定されている。本作は、Rayarkの人気音楽ゲーム『Cytus』の続編だ。直感的なゲームプレイシステムなどを前作から受け継ぎつつ、多くの追加要素を導入している。
『Cytus II』では前作『Cytus』と同じく、画面上を動く「スキャンライン」と「ノーツ」を使い、音楽に合わせて操作するシステムを採用しているが、本作ではノーツをタップした際に色鮮やかなモザイク状に爆破する演出が導入された。また、スキャンラインの動きは音楽によって速くなったり遅くなったり速度変化するようになっている。
さらに、2種類のノーツを追加することによってゲームのチャレンジ性を高めたという。新たなノーツの「ロングホールド」では、スキャンラインがページを跨いだあともホールドし続けなければならない。そして菱形のノーツ「フリック」が現れた場合は右左にフリックする。フリックする方向は左右どちらでも構わない。
『Cytus II』には50曲以上の楽曲が収録されており、5体のキャラクター「PAFF」「NEKO#ΦωΦ」「ROBO_Head」「Xenon」「ConneR」にタイプ別に分類されている。なおXenonとConneRについては、各1200円でアンロックする必要がある。キャラクターをアンロックすると、より多くの楽曲をプレイできるだけでなく、ストーリーの手がかりを発見することにも繋がるという。ゲームをプレイする中で経験値を獲得し、ストーリーや新曲、新たな譜面などのコンテンツを解放していくのだ。
・PAFF
主に、著名作曲家Kevin Penkin氏の新作〈Survive〉、〈Baptism of Fire〉や、韓国人作曲家M2U氏、台湾、日本の作曲家の作品など、西洋のエレクトロ・ポップを収録。
・NEKO#ΦωΦ
軽快な電子音楽スタイルがメイン。3R2氏、Tsukasa氏など多くの以前《Cytus》でコラボしたことのある作曲家や、今回初めて日本音楽プロデューサーt+pazolite氏、M-Project氏とコラボした作品を収録。
・ROBO_Head
キャラクターのイメージ通り、エレクトロやダブステップなどエレクトロパーティーポップ系の楽曲を収録。JAKAZiD氏やSOTUI氏とのコラボ、さらにKIVΛの作品〈DASEIN〉も収録。
・Xenon
ヘヴィメタルとハードコアの音楽がメインとなり、今回は日本の鬼才作曲家小野秀幸氏、黒沢ダイスケ氏の楽曲も収録。その他、台湾バンド、克雷魔樂團(Claymore)やFUTURE AFTER A SECOND、L DERCoLoRなども収録。
・ConneR
クラシック音楽と電子音楽のミックス。VILA氏、sakuzyo氏などお馴染みの作曲家の他、更に多くの不思議な組み合わせが続々と登場。