『ゴッド・オブ・ウォー』アートディレクターが『スマブラ』ファイターのファンアートを描く。独特な絵柄で4キャラを表現

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのSanta Monica Studioに所属し、『ゴッド・オブ・ウォー』のアートディレクターを務めたRafael Grassetti氏が、自身のInstagramにて『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのファイターのイラストを投稿したことが注目を集めている。USgamerなどがそれを報じている。

Grassetti氏は、#SmashBrosRemasteredというタグをつけ、今あらためて『スマブラ』シリーズのファイターのデザインを再構築し、投稿している。1月4日からイラストが連日投稿されており、これまでに4体のキャラクターのイラストが公開されている。初日に投稿されたのは、『メトロイド』シリーズのサムス・アラン。肩幅がより一層広くなったサムスが、パワードスーツを身にまとっている。その次に描かれたのは、『ゼルダの伝説』シリーズのリンク。『ブレス オブ ザ ワイルド』の衣装を着たリンクは、原作よりも顔立ちや輪郭がはっきりとしており、実在する人物のような風格が漂う。

https://www.instagram.com/p/BsMFiA0AIms/

https://www.instagram.com/p/BsN6rv0AfPn/

次に公開したのは『スターフォックス』シリーズのフォックス。こちらも肩幅は広くなっているものの、顔立ちやキャラクターの雰囲気は、原作とそれほど変わっていない。4キャラ目となるのは、クッパだ。クッパについてはリアル風に再現するにあたって、顔立ちが再構築されているほか、甲羅なども詳細に描き込まれている。特にGrassetti氏らしさが出ている一枚だろう。ちなみに明日公開のイラストのシルエットには、“とんがった頭”と“筋肉質な脚”が描かれていることから、次に投稿されるファイターはソニックになると予想されている。

https://www.instagram.com/p/BsQirokAQL0/

https://www.instagram.com/p/BsTJn9mgC2c/

『ゴッド・オブ・ウォー』のアートディレクターが描くということもあり、筋肉質かつ勇猛に各ファイターが描き下ろされている。氏はSanta Monica Studioに所属する前は、BioWareにて活躍したり、フリーランス時代にはMarvelやUbisoftと仕事をしたキャリアを持つベテラン。その経歴が生かされた、優れたアートになっているのではないだろうか。

Grassetti氏は、一連のイラストを描くことについてとても楽しんでいるとしており、ユーザーの反響も大きい。氏はこれまで、『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトスのアートや、「Marvel」キャラクターなどのファンアートを投稿してきたが、今回のファンアートも同様にファンの反応はすこぶるよさそうだ。今後も続々と『スマブラ』のファイターのイラストが投稿されていくとのことなので、さらに見たい方は氏のInstagramをチェックしておこう。