Nintendo Switch初のスノーボードゲームをうたう『Snowboarding The Next Phase』開発中。『SSX』『Skate』シリーズ開発者が手がける

カナダのインディースタジオSession Gamesが、『Snowboarding The Next Phase』をNintendo Switch向けに開発中だ。Electronic Artsにて『SSX』シリーズや『Skate』シリーズを手がけたスタッフらが設立したスタジオで、同作は名前のとおりスノーボードゲームとなる。

カナダのインディースタジオSession Gamesが、スノーボードゲーム『Snowboarding The Next Phase』をNintendo Switch向けに開発中だ。同スタジオは、Electronic Artsにて『SSX』シリーズや『Skate』シリーズを手がけたスタッフらが設立したスタジオで、Red Bull Media Houseとタッグを組み、これまでエクストリームスポーツやエアレースのゲームをモバイル向けにリリースしてきた。コンソール向けの作品は本作が初めてで、Nintendo Switch初のスノーボードゲームになるという。

開発元Session Gamesは、同じくスノーボードゲームの『Snowboarding The Fourth Phase』をモバイル向けに配信しており、『Snowboarding The Next Phase』はそのアレンジ版という位置付けのようだ。両者のトレイラーには一部同じシーンが使用されている。一言にスノーボードゲームといってもさまざまな作品があるが、本作ではコースとして整備されていないバックカントリーを舞台に、雪山の上から麓まで滑り降り、その間に技を決めてポイントを獲得していくスタイルだ。マップにはカナダやロシア、そして日本などの雪山が収録される。

雪山はオープンワールドではないものの、ある程度自由にコース取りを決めて滑ることができ、道中に配置されたジオタグと呼ばれるアイテムがいくつかの最適なラインを示してくれる。またジオタグは獲得するとポイントもつく。そして、崖から飛び出したり、ジャンプ台のようになっているところから飛んでエアトリックを決めるのだ。スピンやフリップ、さらにグラブを組み合わせることでより高ポイントを狙うことができ、もちろんランディングもクリーンに決めたい。操作は、直感的で分かりやすいものを採用しているとのこと。麓までにはこうしたスポットが複数用意されており、その合計ポイントがステージスコアとなる。

ゲームモードには、キャリアモード・アーケードモード・マルチプレイモードがあり、モバイル版の内容から察するに、1人プレイのキャリアモードでは提示されたチャレンジをこなしながら滑り、新たな雪山や、ウェアやボードなどのカスタマイズアイテムをアンロックしていく流れとなりそうだ。アーケードモードでは、ハイスコアを目指して滑り、オンラインランキングで世界中のプレイヤーと競うことになる。

そしてマルチプレイモードでは、画面分割でのローカル2人対戦を楽しめる。Joy-Conをおすそわけしてプレイ可能だ。トレイラーからはスコアバトルとなることがうかがえるが、レースなどほかの対戦モードも存在するのか気になるところである。また本作にはフォトモードのような機能も用意されており、カメラ位置などを調整して撮影した写真は、Nintendo Switch本体のアルバムに保存される。

Nintendo Switch向けのスノーボードゲームというと、バンダイナムコの『GO VACATION』にアクティビティのひとつとして収録されているが、専用のタイトルではUbisoftの『STEEP』が開発中止されており、本作は貴重な存在となりそうだ。『Snowboarding The Next Phase』は1月10日に海外で発売予定。米国ニンテンドーeショップでの記載によると日本語にも対応するそうなので、国内でのリリースにも期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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