井戸の深淵を目指す2DアクションSTG『Downwell』Nintendo Switch版が1月31日に発売へ、国内でも同日発売を計画

Devolver Digitalは2018年12月26日、2Dジャンプアクション・シューティングゲーム『Downwell』のNintendo Switch版を、1月31日に発売すると公式Discordサーバー内にて発表した。

Devolver Digitalは2018年12月26日、2Dジャンプアクション・シューティングゲーム『Downwell』のNintendo Switch版を、1月31日に発売すると公式Discordサーバー内にて発表した。なお、Devolver Digitalタイトルの国内リリースをサポートしている架け橋ゲームズに確認したところ、まだ確定ではないものの日本でも1月31日にリリースする計画だとのことだ。

*PC/iOS版のトレイラー

『Downwell』は、日本のインディー開発者もっぴんこと麓旺二郎氏が手がけたアクションゲームだ。もっぴん氏が自身のTwitterアカウントにてゲームプレイ映像を投稿していたところDevolver Digitalの目に留まり、2015年に同社からPC/iOS向けに発売され、翌年にはPS4/Vita/Android版もリリースされた。『Downwell』は、プレイするたびに姿を変える井戸の底を目指してひたすら下っていくゲームプレイが特徴。とある目的のため、プレイヤーは主人公(Welltaro)を操作し、真下に弾を撃てるガンブーツを駆使して敵を倒していく。

さまざまな環境を有する井戸を下る途中では、マシンガンやショットガン、レーザーなどガンブーツのショットを変更するアイテムを入手でき、また井戸商店に立ち寄れば体力や電力(弾倉)のアップグレードを購入可能。敵を倒した際などに入手できるジェムがお金となっており、着地せずに敵を撃ったり踏みつけたりし続けてコンボを重ねることで、より多くのジェムを稼ぐことができる。また、ステージクリア後には複数のアップグレードがランダムで提示され、ひとつだけ入手できる。体力を回復したり、弾を撃つドローンを従えたり、あるいはガンブーツの射程を伸ばしたり、ジェムを引き寄せたりなど種類は豊富。プレイスタイルに合わせて主人公をアップグレードし、さらに井戸を下っていくのだ。

本作のNintendo Switch版はイギリスのRed Phantom Gamesが移植を担当しており、これまで発売されたバージョンと同じく縦画面モードを搭載することが明かされている。本作は縦長のゲームプレイ画面となっているため、テーブルモードにて容易に縦画面でプレイできるNintendo Switchとの相性は良さそうだ。また、本作は左右の方向キーと1ボタンというシンプルな操作で楽しめるとあって、Joy-Conひとつだけでもプレイ可能なことがうかがえる。

なお余談であるが、開発者のもっぴん氏は2018年1月に任天堂に入社したことを明かしていたが、昨年末をもって退職したという。任天堂での経験は最高だったものの、「やっぱり作りたいものを自由に作りたい」という気持ちになったそうだ。もっぴん氏は現在、『Spelunky』や『Time Barrons』『Skorpulac』『Madhouse』の開発者らと共に、50本ものゲームを収録する『UFO 50』の開発に参加している(関連記事)。同作を含む氏の今後の活躍に期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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