GOGセールにあわせて海外版『Grim Fandango Remastered』が12月14日まで無料配布中。死者の魂を導く旅行代理人のADV
GOG.comのウィンターセール開幕にあわせて、海外版『Grim Fandango Remastered』の無料配布が開始された。配布期間は日本標準時12月14日午後11時まで。対象プラットフォームはWindows/Mac/Linuxとなっており、ダウンロードするにはGOGアカウントが必要となる。
ページ右部分にある「GET IT FREE」をクリックし、画面が切り替われば画面中部に出てくる「GET IT FREE」を再度クリック。するとアカウントのライブラリにゲームが追加される仕組みだ。redditによると、タイトルページから無料入手しようとしてもうまいかないユーザーは、トップページから「GET IT FREE」をクリックするとスムーズに入手できるとのこと。
本作は1998年にLucasArtsより発売されたポイント&クリック・アドベンチャーゲームを、Double Fine Productionsが2015年にリマスターしたタイトル。メキシカン民間伝承とフィルムノワールが融合した世界にて、ユーモラスなキャラクターたちのやりとりが楽しめるクラシック作品である。
プレイヤーが操作するのは、死者のための旅行代理店「The Depart of Death」に勤めるManny Calavera。死者の魂が安らかな眠りにつけるよう、豪華パッケージを販売する営業担当である。顧客の生前の行いが悪ければ、最大で4年間も死者の世界を旅する必要があるため、素敵なプランを提供することで快適な時間を過ごしてもらうのだ。そんなMannyはある日、顧客のひとりに恋してしまう。いけない恋路と代理店の陰謀が駆動する物語とともに、死者の世界を冒険しよう。
道中ではポイント&クリックならではの高難度で、予想の斜め上をいくパズルの数々に悩まされることだろう。初見プレイ時には攻略動画・攻略サイトに頼るのもひとつの手である。メキシコ人なまりの英語を話す骸骨たちの会話劇はいまでも新鮮だが、無料配布対象となっているPC版は日本語字幕に対応していないので注意が必要だ。
なおリマスター版では高画質化したキャラクター・テキスチャ、ダイナミックなライティング、ライブオーケストラ付きで再収録されたサウンドトラックなどを堪能できるほか、コンセプトアートや2時間以上にもおよぶ開発者コメンタリーも収録されている。