『Brothers – A Tale of Two Sons』の開発者が手がける協力プレイ専用アクションゲーム『A Way Out』2018年3月23日に発売決定
Electronic Artsは12月8日、ゲームの祭典「The Game Awards 2017」にて『A Way Out』の新トレイラーを公開し、2018年3月23日に発売すると発表した。プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox One。本作は、『Brothers – A Tale of Two Sons』を手がけたことで知られるJosef Fares氏が設立したHazelight Studiosが開発を担当している。
『A Way Out』は、ローカルもしくはオンラインでの2人協力プレイ“専用”のアクションゲームだ。それぞれのプレイヤーは主人公のLeoとVincentとなり、刑務所からの脱獄から、その後の逃亡生活を協力しながらおこなうことになる。Leoは自信過剰ですぐに手が出るタイプ、一方のVincentは常に冷静で思慮深い性格で、真反対の二人と言える。
本作は映画のような物語主導のゲームプレイを特徴とし、場面に応じて比率の異なる分割画面でそれぞれのキャラクターの様子が描かれる。お互い常に側にいるわけではなく、バラバラに行動したり、片方のプレイヤーだけイベントシーンに入ったりという展開もあるようだ。映像では強盗やカーチェイスといった派手なアクションから、自然の中でのサバイバル、あるいは家族との再会などさまざまなシーンが確認できる。またピッチャーとバッターに分かれて野球をするなど、協力プレイならではのゲームプレイもふんだんに盛り込まれていることがうかがえる。
『A Way Out』は協力プレイ専用ゲームということもあり、どちらか一方のプレイヤーがゲームを購入していれば、ローカルであれオンラインであれ、もう一方のプレイヤーはゲームを購入することなくプレイできる方式を採用している。なお日本でも発売予定だが、英語版での提供になるとのこと。
*The Game Awards 2017でのトレイラー公開前にマイクを握り荒ぶるJosef Fares氏。インタラクティブメディアの方が優れていると、映画監督の経験がありながらアカデミー賞をこき下ろしたかと思えば、ルートボックス問題などで批判に晒されているEAについては、自らのスタジオには良くしてくれていると擁護。ゲームと共に強い印象を残し、今年のアワードでのハイライトの一つとなった。