『Wild West Online』早期アクセス・アルファテスト開始。賞金稼ぎと賞金首がせめぎ合う西部劇MMO
「612 Games」は11月15日、西部劇MMO『Wild West Online』の早期アクセス・アルファテストを開始した。本作は『Red Dead Redemption』のような西部劇オープンワールドをPCで体験したいゲーマーに向けたプロジェクト。PvEとPvPコンテンツが用意された広大な荒野を他プレイヤーとともに駆け巡ることができる。バウンティ・ハンターとして賞金首たちを追うのか、アウトローとして悪事の限りを尽くすのか、はたまたサロンでひたすら色事に耽るのか、すべてプレイヤー次第となる。
※7月に公開されたプリ・アルファ段階の映像
アルファテストでアクセスできるコンテンツは限られており、100個ほどのクエスト、20種以上の銃、2つの公開イベント(「Artifact Hunt」「Golden Road」)、キャラクターのカスタマイズ機能・成長システムを試すことができる。スキルツリーやファストトラベルはロック中。マップは9月に実施されたクローズド・アルファテスト時から大幅に拡張されている。また最新のパッチノートにより、銃のスキン変更機能、評判・モラル制度(Fame/Honor)が実装済みであることがわかっている。
モラル制度について補足しておくと、悪行の限りを尽くし賞金首になった状態で死亡した場合、ペナルティとして保有していたアイテムをドロップするようになる。逆に善良な市民として治安の改善に貢献したい場合は、保安官のオフィスに貼り出された「MOST WANTED」リストよりバウンディハントに出かけることが可能。ただし保安官バッジをつけた状態で賞金首に倒されるとアイテムを略奪されるため注意が必要だ。
現時点では北欧・欧州サーバが用意されており、公式FAQによると今後はアジア圏にも拡大予定。キャラクター作成機能に関しては、顔のタイプ・肌色・髪型を選択できるが、バリエーションはまだ少ない。スタート地点となる町は本作におけるセーフゾーンとなっており、銀行・衣服屋・雑貨屋・ガンスミス・サロンでの買い物、クエストの受領、衣装の着替えなどが行える。受領できるクエストの多くは酔っ払いにアルコールを届けたり、物資を運んだりといったシンプルなお使い系。町中にはいまのところクエストNPCしかいないため少し寂しげではある。
まだまだアルファ段階の作品であるが、今後は新エリア、レイド(列車強盗)、大規模なPvPミッション、トレジャーハント、土地の購入、住居のカスタマイズ、農場経営、狩猟、釣りなどさまざまなコンテンツが追加されていく予定ということで期待したい。町中のサロンでは賭博、乱闘、女性との「大人の」アクティビティが用意されるとのことだ。
『Wild West Online』の対象プラットフォームはPCで、現在公式サイトにて予約受付中。29.99ユーロの「Townie」、49.99ユーロの「Pioneer」、79.99ユーロの「Collector」とそれぞれ特典内容の異なる3つのバージョンが存在する。現在開催されているアルファテストには、どのバージョンを購入しても参加できる。なお年内に予定されている正式リリース時にはSteamでも配信される予定だ。
https://twitter.com/WildWestMMO/status/930595013532073984