『This War of Mine』に3つのストーリーDLCを追加するシーズンパスが発売開始。第1弾「父親の約束」は日本語対応有りで配信中
ポーランドのゲーム開発スタジオ「11 bit studios」は11月14日、戦時下サバイバルゲーム『This War of Mine』に3つのストーリーDLCを追加するシーズンパスの販売を開始した。同日にはDLC第1弾『This War of Mine: Stories – Father’s Promise(父親の約束)』が配信されている(単品販売あり)。対象プラットフォームはWindows/Mac/Linux。Steamストアページの表記によると日本語対応済みとなっている。
販売プラットフォームおよび価格は以下の通り:
◼︎シーズンパス:
Steam(520円)/Humble Bundle(4.99ドル)/GOG.com(4.99ドル)
◼︎DLC第1弾「父親の約束」:
Steam(205円)/Humble Bundle(1.99ドル)/GOG.com(1.99ドル)
『This War of Mine』は敵に包囲された戦時下の都市を舞台に、身を潜めながら生活を送る一般市民が主人公となるサバイバルゲーム。隠れ家の維持、物資の調達、他生存者との命がけの駆け引き。限られたリソースを奪い合い、仲間と分配しながらなんとか生き延びようとする、兵士ではなく市民の視点から戦争の悲惨さを描こうとした2014年のヒット作である。
ストーリーDLC第1弾「父親の約束」はゲーム本編の世界を舞台に繰り広げられるオリジナルシナリオとなっており、ポーランドの著名作家Łukasz Orbitowski氏のオーディオドラマを基にしている。プレイヤーは主人公アダムを操作し、娘と共に敵軍に包囲された都市からの脱出を試みることになる。ときには新しいゲームメカニックに触れながら、さまざまなロケーションを探索していく。11 bit studiosのパートナーシップ・マネージャーPawel Miechowski氏は、VentureBeatのインタビューに応じた際「本作では、困難を乗り越えていくことではなく、理解することがプロットツイストの下地となっている」と述べていることから、ゲーム本編よりもパーソナルな物語が待ち受けていることだろう。
またSteam/GOG.comではゲーム本編のセールが実施中。Steamでは11月29日まで通常価格1980円のところ80%オフの396円、GOG.comでも同じく80%オフの3.99ドルで販売されている。「父親の約束」に続くDLC第2弾、第3弾は2018年リリース予定である。