ニンテンドースイッチ用RPG『ゼノブレイド2』約1年かけてDLCを配信するエキスパンション・パス発表。DLCのバラ売りはなし


任天堂は、本日11月7日に放送した「ゼノブレイド2 Direct 2017.11.7」にて、『ゼノブレイド2』向けのエキスパンション・パスを発表した。価格は税込3000円。エキスパンション・パスの公開にあわせてDLCの存在が明かされている。

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DLCは大きく分けて5つで、時期をわけて配信される。「冒険をサポートするアイテム」は発売月である2017年12月以降順次、「本編の追加クエスト」は2018年1月以降順次、「新たなレアブレイド」は2018年春。「強敵とのチャレンジバトルモード」は2018年夏。「全く新たなオリジナルストーリー」は2018年秋に配信される。それぞれ種類の異なるDLCが発売から約1年をかけて配信されていく予定であるということになる。このエキスパンション・パスは手っ取り早く言ってしまえばシーズンパスのようなものになっており、こうした5つのDLCが税込3000円に手に入る形だ。またこうしたDLCは単体で販売される予定がないことも明かされている。

『ゼノブレイド』シリーズといえば、『ゼノブレイドクロス』でもDLCが導入されていたが、こちらは新キャラ追加および成長をサポートするコンテンツ、そしてそれらを詰め合わせたセットなど、単発に近い形であった。それゆえに次回のDLCの情報を待ち焦がれ、続報のないままやきもきした気持ちが残ったユーザーも少なくないだろう。今回は、はっきり内容と時期を明かし、ロードマップを提示する『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のDLCに近い形態となっている。昨今のゲームでは主流となっている販売形式であるが、発売から1年をかけてコンテンツが拡充されていくことがわかったことにほっとしたユーザーはいるかもしれない。

『ゼノブレイド2』は、モノリスソフトが開発するニンテンドースイッチ向けRPGだ。『ゼノギアス』『ゼノサーガ』『ゼノブレイド』などを手がけた高橋哲哉氏が総監督をつとめている。舞台となるのは雲海に覆われた世界「アルスト」。雲海には「アルス」と呼ばれる巨獣が生息しており、さらにその「アルス」の上にはさまざまな種族の生物が暮らしている。雲海には世界樹が存在しており、その上には神が住まう楽園が存在すると言われていた。主人公である「レックス」は少女「ホムラ」と出会い、その楽園を目指すこととなる。

『ゼノブレイド2』はその名のとおり『ゼノブレイド』の続編となる。広大なファンタジー世界を探索する前作の魅力を残しながらさまざまな新要素が盛り込まれている。ちなみに今回された「ゼノブレイド2 Direct 2017.11.7」は、ストーリーのあらましやシステムなどさまざまな要素を網羅した約30分弱の映像となっているので、同作に興味を持った方はチェックしてみるといいだろう。

『ゼノブレイド2』は12月1日に、税込8,618円で発売予定だ。