東方ProjectがSteamに参入。縦スクロールSTG『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』が11月18日に発売決定

同人サークル上海アリス幻樂団のZUN氏は11月6日、Steamへの参入をTwitter上で発表した。東方Projectのゲーム作品から、参入第一弾として『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』を11月18日に発売する。本作は、シリーズ16作品目にあたる弾幕シューティングゲーム。

同人サークル上海アリス幻樂団のZUN氏は11月6日、Steamへの参入をTwitter上で発表した。東方Projectのゲーム作品から、参入第一弾として『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』を11月18日に発売する。

本作は、東方Projectのゲームとしては16作品目にあたる縦スクロール・弾幕シューティングゲームで、今年5月に開催された博麗神社例大祭で体験版が配布され、8月のコミックマーケット92で製品版が発売されていた。なお今回のSteam版の販売元は、東方Projectをはじめとする同人ゲームをPS4/Vita/ニンテンドースイッチ向けに発売する「Play,Doujin!」をZUN氏と協力して展開しているMediascapeが担当する。

自機となるメインキャラクターは博麗霊夢・チルノ・射命丸文・霧雨魔理沙の4人。本作はショットとして「季節」を装備するシステムとなっており、各キャラクターのメイン季節は固定されている。たとえば博麗霊夢のメイン季節は「春」で、桜のホーミングショットを撃つ。霧雨魔理沙のメイン季節である「冬」の場合は、冷気のレーザーで正面を撃つことができる。また、それぞれのキャラクターにはさらに「サブ季節」を組み合わせることができる。いわゆるオプションとして機能する補助武器で、たとえば「夏」を装備すると斜め方向へのショットを追加することが可能だ。

ゲーム中には出現した敵を早く倒したり、敵弾にかすったりすると桜・葉・紅葉・雪といった「季節アイテム」が出現する。サブ季節はこの季節アイテムを取得することで増やすことができ、最大6個まで装備できる。またサブ季節を1個以上装備している状態でリリースボタンを押すことで、サブ季節を消費して広範囲に攻撃する「季節解放」を発動させることができるが、これを使って敵弾を消すことでも季節アイテムが出現する。こうしたシステムを駆使しながらステージを進み、ボスを倒してストーリーを進めるのだ。

東方ProjectのSteam参入第一弾として最新作をリリースすることになったが、今後の展開についてZUN氏はこれまでのところなにもコメントしていない。ただ、ツイートでは「まずは東方天空璋です」としており、今後の作品はもちろん過去の作品のSteamでの販売についても期待されるところだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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