BlizzardのRTSタイトル『StarCraft II』が11月14日から基本プレイ無料に。キャンペーンモード第一章とマルチプレイが無料で遊べる

Blizzard Entertainmentは11月3日、同社のRTSタイトル『StarCraft II』のビジネスモデルを基本プレイ無料形式に変更すると発表した。無料化されるのはキャンペーンモードのエピソード1「Wings of Liberty」およびマルチプレイモードで、11月14日から実施される。

Blizzard Entertainmentは11月3日、同社のRTSタイトル『StarCraft II』のビジネスモデルを基本プレイ無料形式に変更すると発表した。無料化されるのはキャンペーンモードのエピソード1「Wings of Liberty」およびマルチプレイモードで、11月14日から実施される。

無料で入手できるゲームには現時点で登場しているすべてのユニットが含まれ、バランス調整など最新のアップデートが適用された状態で提供される。協力プレイモードのコマンダーはレベル5までであればすべて無料で使用可能となっており、レベル5以上は購入が必要になる(Raynor・Kerrigan・Artanisに限ってはレベルに関わらず無料で使用できる)。またランクラダーへは、非ランクモードやAI対戦モードで10勝するか、キャンペーンエピソードやWar Chestを購入することでアクセス可能となる。

キャンペーンモードの続きとなるエピソード2「Heart of the Swarm」およびエピソード3「Legacy of the Void」、そして追加ストーリーのミッションパック「Nova Covert Ops」はそれぞれ14.99ドルで販売される。また、すべてをセットにした「Campaign Collection」も販売され、こちらは39.99ドルとなっている。オンラインのBlizzard Shopを通じて購入できる。

なお、今年の10月31日までに「Wings of Liberty」を所有していたプレイヤーは、11月8日から12月8日までの間にBlizzard Battle.netのデスクトップアプリから申請することで「Heart of the Swarm」を無料で入手できる。さらに、10月31日までに本作のいずれかのバージョンを所有していたすべてのユーザーに対して、Eidolon Ghostの特別なスキンなどがプレゼントされるとのことだ。

長い歴史を持ち今なお根強い人気を誇る『StarCraft』シリーズは今年、『StarCraft』および『StarCraft: Brood War』を完全無料化し、さらにオリジナル版をリマスターした『StarCraft: Remastered』を発売しており、今回の『StarCraft II』の基本プレイ無料化と合わせて大きな節目の年となっている。

*協力プレイモードの新コマンダーとしてMira HanとMatt Hornerが発表されている

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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