RazerがAndroid搭載のゲーミングフォン「Razer Phone」を発表、約8万円で発売へ。『FFXV PE』『リネレボ』もスムーズに動く
Razerは11月1日に「Razer Phone」を発表した。「Razer Phone」は同社初となるスマートフォンとなっており、OSはAndroidを搭載する。価格は699ドル(約8万円)。海外向けには11月17日からの出荷が予定されている。
そのスペックは同社のブランドに比類するものとなっている。たとえば、リフレッシュレートは最大60Hzのものが多いが、同製品の数値は最大120 Hzとなっており、リフレッシュとフレームレートを同期させるUltramotionテクノロジーを採用し、画面がなめらかに描かれる。IGZO液晶を採用し、画面サイズは5.7インチ、解像度は2560×1440(1440p)。
動作環境としては、QualcommのSoCであるSnapdragon 835、メモリはDDR4の8GBを搭載。画面だけでなく音にもこだわりが込められており、Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーを完備。デバイスにはおなじみの3.5ミリのオーディオジャックはついてないが、USB-Cアダプタでの接続に対応する。同ポートはひとつなので、充電やデータ転送と同時には使用できないとのこと。
「Razer Phone」はこうしたハイスペックを生かし高画質なモバイルゲームを遊べることを特徴としている。スクウェア・エニックスやテンセント、バンダイナムコエンターテインメントといった各社とパートナー契約を結び、最適化の協力を受けているとのこと。現時点でサポートされているタイトル主要タイトルは以下のとおり(GameSpotより)。
・ファイナルファンタジーXV ポケットエディション
・Gear.Club
・リネージュ2 レボリューション
・Old School RuneScape
・RuneScape
・Shadowgun Legends
・鉄拳モバイル
・Titanfall: Assault
・World of Tanks Blitz
こうしたタイトルでも長時間遊べるようにバッテリーはスマートフォン最大級の4000 mAhを搭載。Qualcomm のQuick Charge 4+により素早く充電できるという。そのほかでは、前面には8メガピクセルのインカメラ、後面には12メガピクセルの広角と望遠を持つデュアル型のカメラがついている。詳しいスペックの詳細は、公式ホームページを参照してほしい。