『Detroit: Become Human』家政婦アンドロイドと、虐待を受ける少女の物語を描いた最新トレイラー公開
ソニーインタラクティブエンタテインメントは日本時間10月31日、「Paris Games Week 2017」の開催にあわせて『Detroit: Become Human』の最新トレイラーを公開した。今回の映像では、家政婦として働くアンドロイド「カーラ(Kara)」と、父親(Todd Williams)に虐待されている少女アリスとの交流が描かれる。オーナーであるToddの従順なる家来として、少女が虐待される様子を傍観するのか、ひとつの命を救うべく立ち上がるのか。その選択はプレイヤー次第となる。
本作は『Heavy Rain』『Beyond: Two Souls』などの開発で知られるQuantic Dreamの最新作。舞台となるのは、技術革新が進んだ近未来の都市デトロイトである。そこでは人工知能の発展により知性を持ち、外見上も人間と瓜二つになったアンドロイドたちが社会の一部として働いている。アンドロイドたちの中で芽生える自我、人間との間で発生するトラブル、亀裂などが、複数の操作キャラクターたちの視点を通じて描かれる。
これまでには、アンドロイドたちの解放運動を指揮する「マーカス」と、捜査官として人質救出にあたる「コナー」のゲームプレイ映像が公開されてきた。今回のトレイラーに登場する「カーラ」は、Quantic Dreamが2011年に公開したテックデモ「KARA」や、『Detroit: Become Human』のアナウンストレイラーでも主要人物として描かれていた女性型アンドロイドである。本作ではこのアンドロイド3体の物語がからみ合いながら、そしてプレイヤーが選んだ言動によって運命を変えながら、「自分は何者なのか」という問いの答えを見出していく。
『Detroit: Become Human』はPlayStation 4独占タイトルとして、2018年春リリース予定である。
※上記トレイラーでのリリース時期は「2018年」となっているが、「Paris Games Week」ショーケースでライブ配信された映像では「2018年春」と記載されていた(動画リンク)