『Friday the 13th: The Game』新ゲームモード「パラノイア」ティザー映像公開。偽ジェイソンになるのは誰だ
Gun MediaとIllFonicは10月28日、『Friday the 13th: The Game』の新ゲームモード「パラノイア(Paranoia)」のティザー映像を公開した。無料アップデートとして近日公開予定(Coming Soon)となっている。
現時点では、新ゲームモードの詳細は公開されていない。以下はひとつの推測である。
ハッシュタグ「whoisfiVe(誰がファイブなのか)」や、映像に映る白と青のマスクから察するに、映画「13日の金曜日」のシリーズ5作目をテーマとしたゲームモードになる可能性が高い。映画5作目(新・13日の金曜日)の殺人鬼はジェイソンではなく、偽ジェイソン(ロイ・バーンズ)。そのマスクはジェイソンのような「白と赤」ではなく、ティザー映像に映っているような「白と青」のものである。
また過去に公開され(公式サイト)、今回の映像にも映っている「8つのサークル」も、ゲームモードの内容を示すヒントとなりそうだ。ティザー冒頭では8つの黒いサークルのうちひとつが青色に変わる。過去に公開された画像から、青の位置は変動することもわかっている。続いて、ティザー内ではカウンセラーのひとりが青色に染まっていく様子が描かれている。そして映像の最後では、黒いサークルがひとつずつ消えていき、青のサークルだけが残る。
これらの情報から、「8つのサークル = カウンセラー」「青いサークル = 偽ジェイソン」を指していると推測することができる。つまり8人のカウンセラーのうち1人が偽ジェイソン役となり、他のカウンセラーはそれが誰なのかわからず「パラノイア」になりながら逃げ回る、というコンセプトのゲームモードになるのではないだろうか。
さらにいうと、ティザーで使われている曲は1977年に公開されたバレエ学校が舞台のホラー映画「サスペリア(Suspiria)」のテーマソングである。今回のティザー映像自体「サスペリア」の映画トレイラーに似せて作られており、かなり意識していることが分かる。「青いアイリス」という映画のキーワードや、黒幕が伏せられているという映画の内容など、新ゲームモードのコンセプトを示すヒントとして「サスペリア」が使われているのかもしれない。余談になるが、映画「サスペリア」は、ルカ・グァダニーノ監督、ダコタ・ジョンソン主演のリメイク・プロジェクトが動いており、2018年公開予定。出演者リストには、クロエ・グレース・モレッツや、オリジナルで主人公スージー役を演じたジェシカ・ハーパーも含まれている。
『Friday the 13th: The Game』はPCおよび海外PlayStation 4/Xbox One向けに発売中。10月26日の最新アップデートにより新キャラクター「Fox」が追加されたばかりで、同日にはハロウィン仕様の有料コスチュームパックも配信されている(関連記事)。なおSteamのハロウィンセールにより、PC版のゲーム本体は11月2日まで50%オフとなっている(Steamストア)。