『Friday the 13th: The Game』映画3作目に登場した女性バイカー「Fox」配信開始。ハロウィン仕様のセクシーコスメも
Gun MediaとIllFonicは10月26日、『Friday the 13th: The Game』に新カウンセラー「Fox」を追加する最新アップデートの配信を開始した。26日か27日(米国現地時間)には、ハロウィン仕様のセクシーなコスチュームパック「Halloween Costume Pack」と、Part IV ジェイソンのプレミアム処刑技パック「Jason Part IV Premium Kill Pack」が、それぞれ1.99ドル、2.99ドルで配信される予定である。さらに日本標準時10月27日午前9時から11月2日午前2時にかけては、XP2倍週間が実施される。
前回のアップデートで追加された「Mitch Floyd」は、映画「13日の金曜日」シリーズ3作目に登場した「チャック」激似のカウンセラーであった。そして今回追加された「Fox」は、おなじくシリーズ3作目に荒くれ者のバイカー集団のひとりとして登場した同姓同名のキャラクターである。特出したステータスはないが、バランスが取れており、「落ち着き」「修理」が「6」、「強さ」が「7」とやや高め。脱出の準備とジェイソンとの戦闘、両方をそつなくこなす。
また今回のアップデートには、「トミー・ジャーヴィス 2.0」と呼ばれるトミーの仕様変更も含まれている。トミーは無線機で呼べる助っ人であり、マッチ中に死亡したカウンセラーのうちひとりが選ばれ操作するキャラクターである。全ステータスが高いトミーは、カウンセラーたちにとって頼れる兄貴……のはずだが、マッチに復帰して早々、トミーひとりで脱出用車両をかっさらったり、他のカウンセラーをおとりにして逃げ回ったりと、頼りないチキン・トミーに遭遇することもある。これは開発陣が想定していたトミーの遊び方ではなかったのだろう。勇敢なプレイを促すよう、以下のような変更が加えられている:
・スポーン時に表示されるテキストが「エスケープ!」から「あなたはトミー・ジャーヴィスとして選ばれました、他のカウンセラーを助けましょう!」に変更
・スポーン時にメディカルスプレーとポケットナイフを所持
・ジェイソンに殺された際、XP付与
・死体を見ても驚かなくなった
また自己犠牲の精神を奨励するため、近くにカウンセラーがいる状態(半径20メートル以内)で自らおとりになるような行動を取ると、XPが付与されるようになった(1マッチにつき1回限りのボーナス)。ジャーヴィス自身の仕様変更だけでなく、既存のパメラテープと同様の収集アイテムとして、全13種の「ジャーヴィス・テープ」を集められるようにもなっている。
そのほか目立った変更点としては、ジェイソンの処刑アニメーション中に、処刑されているカウンセラーがマッチから離脱しても、ジェイソンにXPが付与されるようになった。またカウンセラーがドロップした修理パーツをマップ上で確認できるようになったというのも、カウンセラー側には嬉しい報せだろう。
最新の有料DLC「Halloween Costume Pack」には、「Mitch Floyd」「Fox」を除く10人のカウンセラー用のハロウィンコスチュームが含まれている。小悪魔ティファニー、アメコミヒーロー風のヴェネッサ、ウサギ耳のデボラ、セクシー警察官のケニーなど、通常衣装とは違ったパーティー色の強いコスチュームばかりだ。なおジェイソンの処刑技については、モーションキャプチャー済みのものが他にもあるとのこと。最近のDLC展開とこの発言から察するに、カウンセラー用のコスチュームパックと、ジェイソン用のプレミアム処刑技、この2種類の少額DLCによりマネタイズを図りながら、運用を続けていく方針なのだろう。
いまのところ本作のアップデートは、9月に公開されたロードマップどおりに進んでいる。以下の画像でいうと、中央にあるパンプキンまでのコンテンツが実装済み。次はいよいよ、シングルプレイコンテンツ「Virtual Cabin 2.0」「Offline Bot」「SP Challenge DEMO」の追加が控えている。