ダンジョン運営とRTSが楽しめる『Dungeons 3』がSteamで発売。新キャラクターや協力プレイ、自動生成マップなどが追加
Kalypso Mediaは10月14日、Realmforge Studiosが開発したダンジョン運営シミュレーションゲーム『Dungeons 3』をSteamで発売した。価格は4448円。なお、海外ではPlayStation 4/Xbox One版が今週発売予定となっている。
『Dungeons』シリーズでは、プレイヤーは地下世界の支配者Dungeon Lordとなり、魔物ユニットを雇ってダンジョンを運営しつつ、時には地上世界に軍勢を送り込み悪による支配を拡大させていく。その基本は最新作である本作でも変わらず、オークやサキュバス、ゾンビなどの魔物を雇い、地下を掘り進めてはダンジョンを拡張させていく。ダンジョンの部屋には捕らえたヒーローたちを拷問にかける場所や、魔法を覚えるための図書館などが設置可能。どのようなダンジョンを構築するかはプレイヤーの自由だ。
新たな要素としては、Dungeon Lordの右腕となるダークエルフの司祭Thalyaが登場する。本作では、地上世界に攻め入る際はRTSにシステムが切り替わる。その軍勢を率いるThalyaは、各ユニットに指示を送る前線でのリーダーとなる存在だ。一方、地上世界の住人たちもプレイヤーのダンジョンに侵攻してくることがある。戦闘ユニットが出払っていてはなす術が無いので、ダンジョンには侵入者を足止めするトラップをさまざま配置することも求められる。なおダンジョン内で倒した敵は、ガイコツの戦士として生まれ変わらせて仲間にすることもできるという。
ゲームモードにはシングルプレイのキャンペーンモードのほかに、最大4人での対戦マルチプレイモード、2人での協力プレイモード、自動生成マップでのスカーミッシュモード、そしてサンドボックスモードがある。キャンペーンモードは前作の2倍となる20種類のミッションがあり、プレイ時間は20時間ほどとなる。魔物や部屋の種類は前作から引き継ぎつつ、それぞれ新たなものが約20種類用意される。そのほか、特に地上での戦闘システムなどは全面的に見直され改善が施されている。