『Friday the 13th: The Game』パート4 ジェイソンとヒッピーなカウンセラー、新マップを追加する大型アップデートが10月13日の金曜日に配信
Gun MediaとIllFonicは10月7日、『Friday the 13th: The Game』の大型アップデートを10月13日金曜日に配信する旨を発表した。目玉となる新規コンテンツは、原作映画シリーズ4作目「13日の金曜日 完結編」のジェイソン、映画のロケーションをもとにした「Jarvis House」マップ、そして新カウンセラーの追加である。雨天エフェクトの実装も、10月13日の無料アップデートに含まれている。またアップデートの配信とあわせて、日本標準時10月13日午前8時から10月17日午前0時にかけて経験値2倍キャンペーンが実施される予定だ。
・パート4 ジェイソンと新マップ
シリーズ4作目のジェイソンといえば、まだ走れていたころのジェイソン。長所は「走ることができる」「武器の強さ」「破壊」、短所は「水中速度」「シフト」「トラップ」となっている。トラップやシフトアビリティを使ったカウンセラーへの急接近に頼れない分、小屋のドアを手早く壊してしまい、逃げ場を無くしたカウンセラーを小走りで追いかけ回すプレイスタイルとなりそうだ。カウンセラーを真っ二つにする「Chop Suey」を含む新処刑技も用意されている。
・新カウンセラー「Mitch Floyd」
なんともヒッピーな新カウンセラー「Mitch Floyd」は、映画3作目にて俳優David Katims氏が演じたチャックに激似。「落ち着き」と「修理」のステータスが高く、「運」「スピード」「スタミナ」「強さ」が低い非戦闘型のキャラクターである。「ステルス」は平均的で、修理担当として使用率の高い「A.J. メイソン」や「デボラ・キム」と比べると低い。そこを大人の落ち着きでどうカバーするかがポイントとなるだろう。
・有料エモートパック
無料アップデートと同じ10月13日には、10種類のエモートがセットになった有料DLC「Emote Party Pack 1」も配信される。販売価格は1.99ドル。4種類のダンスモーションのほかには、「頭を使って」と頭を指差したり、泣き崩れたり、さらには吐きそうになって口を押さえたりと、パーティー気分全開のエモートとなっている。
・検討段階に入っている項目
公式サイトでは、先日公開されたロードマップ(関連記事)に加えて、検討段階に入っているアップデート項目についても情報が公開されている。コミュニティからの要望が多いキーのリバインド、戦績確認機能、サンドボックスモード。トミーの強化、キャンプ場の用途追加、スポーン選択への「ジェイソン不可」オプション追加などが検討されている。またコミュニティから指摘されている問題点として、ジェイソンになれなかったプレイヤーがマッチ開始直後に離脱することに対し、十分なペナルティが課せられていない、というものがある。コミュニティからの提案として、一定時間ジェイソンになれないよう制限することや、対象者やその家族の人生を破綻させることが挙げられているという(後者はジョークだろう)。開発陣としては、意図的な離脱とラグによるタイムアウトとのバランスを取る必要があるため、慎重に検討を進めている段階とのことだ。