PC版『仁王』がSteamで配信決定。11月7日にリリースへ

コーエーテクモゲームスは英語圏向けに、PC版『仁王』をSteamにてリリースすると発表した。発売日は11月7日。すでにストアページが公開されており、日本語のインターフェイス・吹き替え・字幕に対応していることが明らかにされている。

コーエーテクモゲームスは英語圏向けに、PC版『仁王』をSteamにてリリースすると発表した。発売日は11月7日。すでにストアページが公開されており、日本語のインターフェイス・吹き替え・字幕に対応していることが明らかにされている。

『仁王』は今年2月に国内外でPS4版がリリースされたアクションRPG。日本の戦国時代末期を舞台に、プレイヤーは歴史上に実在した人物「ウィリアム・アダムス(三浦按針)」となり、武士や妖怪たちと戦いを繰り広げる。『Dark Souls』シリーズに代表される「死にゲー」ジャンルの作品であることが銘打たれているほか、装備品を収集するハック&スラッシュ要素が強調されている点も特徴。2004年の発表から紆余曲折を経たものの、リリース後は国内外で高い評価を浴び、新規IPとしては大きな成功といえる100万本セールスを記録した。

PC版は『仁王 Complete Edition』となっており、現在までに配信されてきた「東北の龍」「義の後継者」「元和偃武」の3つの大型DLCが収録されている。それぞれ「伊達政宗の謀反疑惑」「大阪冬の陣の真田幸村」「戦国時代最後の戦いである大阪夏の陣」を描いており、新規エリアや装備に加えてシナリオも展開される内容となっている。このほか、60fpsで動作する「アクションモード」と、4K解像度が楽しめる「ムービーモード」の2種類が新たなグラフィックオプションとして搭載される。

またSteam版の限定特典として、特殊装備「法輪前立兜」が収録されている。『仁王 Complete Edition』は先にPS4版が発表されており、こちらには『仁王 Deluxe Edition』の特典であるオリジナル武器5種類が収録されている。また、PS4版では初回限定特典として「アートワーク付き序盤攻略本」「オリジナルミニサウンドトラックCD」が同梱されているが、PC版では同様の特典は存在しないようだ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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