冒険者たちのストレスを管理するRPG『Darkest Dungeon』ニンテンドースイッチ版が発売へ。開発者が実機映像を披露
PC/PS4/Vita向けに昨年発売され高い評価を得ているターン制ローグライクRPG『Darkest Dungeon』について、開発・販売元のRed Hook Studiosは今年8月にiPad版を発売したが、さらなる移植に取り組んでいるようだ。同スタジオは9月29日、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)上で動作している本作のゲームプレイ映像を公式Twitterアカウントに投稿している。
Wait for it… wait for it… pic.twitter.com/7nx0zpDglG
— Darkest Dungeon (@DarkestDungeon) September 29, 2017
本作は、冒険者が抱えるストレスを管理することが大きな特徴となっている。主人公となる固定のキャラクターはおらず、プレイヤーは町で冒険者であるヒーローを雇い、4人パーティーを編成してダンジョンへ送り込む。そしてモンスターと戦いながらお金や資源などをあつめ、町に帰ってきては各種施設のアップグレードをおこなうのだ。ヒーローにはさまざまな職業の者が存在しており、それぞれスキルも異なるため、パーティ構成を含め戦略性の高いゲームプレイが楽しめる。
ダンジョンの中では、ヒーローたちはさまざまな要因でストレスを抱えることになる。たとえばモンスターの攻撃を受けたり、トラップに引っ掛かったり、あるいは松明の火が小さくなり暗くなってきたり。ヒーローたちはストレスが溜まるとそれが言動に表れると同時に、ステータスにさまざまなデバフが付いてパーティの足を引っ張るようになってしまう。本作はパーマデスを採用しており、ヒーローが死んでしまえばそれっきりだ。頃合いを見計らって町に戻り、酒場や修道院でストレスレベルを下げて次の冒険に備えさせることが求められる。あるいは、使い捨てにして新たなヒーローを雇うのもプレイヤーの自由だ。
*PC版のローンチトレイラー
今回披露されたSwitch版について、Red Hook Studiosは「Wait for it(まあ、急くな)」とコメントするのみで、ゲームの仕様や発売日などについてはまだ分からないが、ツイートへの返信を見るとファンの期待は高まる一方のようだ。ただ本作は日本語には対応しておらず、PS4/Vita版の国内発売も見送られているため、Switch版の日本での発売の可能性は未知数だ。