PS4向け2DアクションRPG『ドラゴンズクラウン・プロ』第一報が公開。4Kに対応し、DLCは全部入り。PS3/Vita版とのクロスプレイも可能

アトラスは9月29日、ヴァニラウェアが手がけるPlayStation 4向け2DアクションRPG『ドラゴンズクラウン・プロ』の情報を公開した。本作は2013年にPS3/Vita向けに発売され、全世界で100万本のヒットとなった『ドラゴンズクラウン』の移植版だ。

アトラスは9月29日、ヴァニラウェアが手がけるPlayStation 4向け2DアクションRPG『ドラゴンズクラウン・プロ』の情報を公開した。本作は2013年にPS3/Vita向けに発売され、全世界で100万本のヒットとなった『ドラゴンズクラウン』の移植版だ。先日開催された2017 PlayStation Press Conference in Japanで発表し、東京ゲームショウにはプレイアブル出展していた。

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本作では、アトラスが「ゲーム史上最も美しい2DアクションRPG」と謳うとおり、絵画のように美しいグラフィックで描かれる幻想世界を冒険できる。操作キャラクターには、ファイター・アマゾン・エルフ・ドワーフ・ウィザード・ソーサレスの6人から選択可能。カラーカスタマイズもできる。そして、街の人々や冒険者ギルドから依頼を受け、世界に点在する遺跡や魔物の巣窟などの迷宮に向かう。

迷宮ではさまざまな敵が冒険者を待ちかまえている。たとえば迷いの森には強力な獣がおり、地下墓所では死者や死霊が現れる。本作は最大4人での協力プレイに対応しているため、仲間と力を合わせて戦うこともできる。また迷宮の中にはさまざまな謎が隠されており、それを解き明かす過程で財宝を入手することもある。中には希少価値の高い強力な武具もあり、キャラクターを強化して次の冒険に挑むのだ。

PS4への移植に際しては、ヴァニラウェアが描く圧倒的な世界観・ビジュアルが進化しており、PS4 Proでプレイすることでネイティブ4K解像度での出力が可能になる。また、オリジナル版では発売後半年間の間に、ユーザーの要望に応える形でバージョンアップを重ね、最高難易度「ウルティメイト」やダンジョン「夢幻の天廊」などを追加したが、本作ではその最新バージョンをさらに手を加えたものになるという。また有償DLCだった追加コンテンツも、本作では最初からすべて収録されている。

マルチプレイでは、PS3/Vita版ユーザーとのクロスプレイに対応。PS3/Vita版からのセーブデータの引き継ぎももちろん可能だ

ベイシスケイプが『ドラゴンズクラウン』のために手がけた楽曲は、もちろん本作にもそのまま収録されているが、本作ではさらに全56曲を生オーケストラで新録したものを追加収録している。オリジナル版の音楽との切り替えはゲーム内でおこなうことができる。また、『ドラゴンズクラウン』の特徴のひとつでもあったゲームマスターのボイスは、海外版『ドラゴンズクラウン』のものも含め全14種類から選択できるようになる。

ドラゴンズクラウン・プロ ロイヤルパッケージ

本作は2018年1月25日に発売予定。通常版のほかに限定版である「ドラゴンズクラウン・プロ ロイヤルパッケージ」も発売され、価格は通常版が7980円(ダウンロード版は7389円)、ロイヤルパッケージは12800円となる(いずれも税別)。ロイヤルパッケージには、ヴァニラウェア描き下し豪華トレジャーアートBOX、新規収録されたオーケストラアルバムとそのスペシャルブックレットが同梱されるほか、動くモンスター図鑑やスペシャルカスタムテーマなどのデジタルコンテンツのDLCコードが封入される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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