トム・クルーズ主演映画を16Bitゲーム化『The Mummy Demastered』ゲームプレイ映像が公開。『シャンティ』開発元の2Dアクション


WayForwardは9月25日、『The Mummy Demastered』のティーザートレイラーを公開し、そのゲームプレイを初披露した。本作は、7月に公開されたトム・クルーズ主演映画「The Mummy(ザ・マミー/呪われた砂漠の王女)」をもとにした、アーケードスタイルの2Dアクションゲームだ。

本作は「Demastered(リマスターの逆)」と名付けられているとおり、16ビット風のグラフィックスタイルとなっている。主人公はUniversal PicturesのDark Universe作品に登場する秘密組織プロディジウムのエリートエージェントで、組織の本部とは連絡が取れず孤立した状態にある。そして、2000年の眠りから蘇った古代エジプトの邪悪な王女アマネットが差し向ける軍勢と、人類存亡をめぐる戦いを繰り広げることになる。

ステージとなる舞台は墓所や森、放棄されたトンネル、呪いに包まれたロンドン市街で、アマネット王女のアンデッド兵士や蟲、害獣などがプレイヤーを襲ってくる。武器にはさまざまな銃器やグレネード、火炎放射器などが登場し、アップグレード要素もある。またゲームプレイには探索要素もあり、ゲーム画面に表示されているミニマップでは、訪れた場所に色がついていることが確認できる。ステージ内には合計50個のレリックが隠されており、これが探索・収集要素になっているのだ。

公開されたトレイラーでは、「Death is not the end(死は終わりではない)」という意味深な言葉とともに、死んでしまったプレイヤーが蘇る描写がある。また、トレイラーの概要欄には「If you’re not careful, you’ll be the next soul in her army(気を抜くと、王女の兵士の魂になってしまうだろう)」とある。詳しいことはまだはっきりしないが、プレイヤーが死んだ場合、次のプレイでは敵として現れることになるのかもしれない。

本作は、Universal Picturesの監修のもとで制作される3つのゲーム作品のひとつで、ほかのタイトルはStarbreeze StudiosとNight School Studioが手がけている(関連記事)。もともと8月発売予定とされており、ほかの2タイトルは既に発売されているが、本作は何らかの理由で延期となっていた。映画のタイアップゲームというとそのクオリティが気になるところだが、『シャンティ』シリーズなどで実績のあるWayForwardが手がけていることもあり期待したい。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに、近日発売予定だ。