アクション・パズルゲーム『Mugsters』が2018年に発売決定。地球外生命体の追跡を振り払い、救出した仲間とともに島を脱出せよ

Team17は9月21日、Reinkout Gamesが開発する『Mugsters』を2018年に発売すると発表した。プラットフォームはPCおよびコンソール。具体的にどのコンソール向けになるのかはまだ明らかにされていないが、「Consoles」としているので複数の機種で発売されるようだ。

Team17は9月21日、Reinkout Gamesが開発する『Mugsters』を2018年に発売すると発表した。プラットフォームはPC(Steam)およびコンソール。具体的にどのコンソール向けになるのかはまだ明らかにされていないが、「Consoles」としているので複数の機種で発売されるようだ。本作は、弊誌でも昨年紹介したアクション・パズルゲームである。

本作の舞台は、地球外生命体の侵略を受けている地球だ。人類は誘拐され、荒廃した地上には凶暴な宇宙人やUFOなどがうようよ徘徊している。といっても、本作は優しい色使いのローポリゴングラフィックであるため、状況とは裏腹に見た目はポップな印象だ。ゲームはステージクリア型となっており、プレイヤーは小さな島の中でカプセル内に捕らえられた地球人を救出し、一緒に飛行機などで島を脱出することを目指す。ただし、そのためには宇宙人たちの追跡をどうにかして振り切らないといけない。

宇宙人にはプレイヤーと同じくらいの背丈の人型のものや、大きなクモのような姿をしたものなどがおり、また光を照射してさらおうとしてくるUFOや、回転しながら押しつぶそうとせまってくるUFOなどもいる。それらはプレイヤーを見つけると執拗に追ってくるため、所々に置かれている車を拝借して逃げるのだ。また、ステージ内には宇宙人のロケットタレットやトラップなども配置されているため、そちらにも注意を払わないといけない。ちなみに、本作には30車種以上の車が用意されているそうで、ドライブ要素はこだわりの一つであるようだ。

本作はアクション・パズルであるとしているとおり、車で大きなボタンを押してゲートを開き逃走ルートを確保するなどの要素があるがそれだけではなく、追ってくる宇宙人やUFOから逃れるために走る車から飛び降りてガスタンクに突っ込ませて爆破させたり、起動したトラップに巻き込ませるなど、物理演算で処理される要素をうまく使ったプレイも攻略するうえで重要となる。なお、本作はローカル協力プレイにも対応しており、その場合は各ステージは協力プレイ用にアレンジしたものになるという。

本作を手がけるReinkout Gamesは、フィンランド在住のインディー開発者Riku Tamminen氏の個人スタジオだ。Tamminen氏はかねてより本作の開発の進捗をGIFアニメにし、Twitter上に掲載して注目を集めていたが、このたびTeam17の目に留まってパブリッシャーが決定した形だ。この『Mugsters』は、Tamminen氏にとって商業ベースにのせる初めての作品になるという。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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