『マインクラフト』クロスプレイが目玉の「Better Together Update」が配信開始。ただしニンテンドースイッチ版向けは今冬に延期
マイクロソフトは9月20日、『Minecraft(マインクラフト)』向けの大型アップデート「Better Together Update」を配信開始した。対象プラットフォームはWindows 10/Xbox One/VR/モバイルで、これまで各Editionに分かれていたタイトルは、アップデート後はシンプルに『Minecraft』に統一される。なお、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けについては今冬配信予定だ。
「Better Together Update」の目玉はクロスプラットフォームプレイで、対象プラットフォームのプレイヤー(最大8人)がオンラインを介して一緒に遊ぶことが可能になる。招待したフレンドと共有できるプライベートサーバー「Realms」も利用可能になり、こちらももちろんクロスプラットフォーム対応だ。招待数に制限はなく最大10人で同時プレイでき、サーバーは常時稼働しているため、自分たちだけの世界を好きな時に訪れることができる。
また、マーケットプレイスで配布されるユーザーコミュニティが制作したスキンやテクスチャー、ワールドなどを入手でき、入手したコンテンツはどのプラットフォームでプレイしていても利用可能になる。新たなゲームルールなどのワールド作成時のオプションや、花火や旗、ジュークボックスといったアイテムなど、このほかにも多数の追加要素やバランス調整、バグ修正がおこなわれている。詳細は公式サイトや公式FAQを確認いただきたい。
唯一配信延期となったSwitch版についてマイクロソフトは、他社のコンソールとのクロスプラットフォームプレイというこれまでにない取り組みであることから開発プロセスが複雑になっていると説明している。そのため今冬の配信に向けて、任天堂と協力して対応に当たっているそうだ。
なお、Xbox One版のパッケージ版所有者が今回の「Better Together Update」を受け取るためには、過去12か月の間に本作を5時間以上プレイしているか、いずれかのDLCを購入している必要がある。これは実際のユーザーであるか否かを判断するためだそうで、該当ユーザーはXbox One本体の「マイコレクション」の「インストールできます」からアップデートが適用された『Minecraft』ゲーム本体がダウンロードできる。また、2018年1月30日までに同様にプレイ/DLC購入したユーザーには、順次インストールできるようになる予定だ(期限を過ぎると購入しなおす必要がある)。