ニンテンドースイッチ版『スカイリム』はModサポート非対応、「今のところはない」。ただしDLCは全て収録
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本日開催された「Nintendo Direct 2017.9.14」にてついに発売時期(海外は11月17日、国内向けには2018年初頭)が判明したNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向け『The Elder Scrolls V: Skyrim(以下、スカイリム)』。同タイトルは、DLCを同梱しグラフィックがリマスターされた『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』相当であるのかどうかに注目が集まっていたが、あらためて公開された公式サイトなどから情報をまとめたい。
まず気になるDLCについては、これまでリリースされた追加コンテンツ「Dawnguard」「Hearthfire」「Dragonborn」のすべてが含まれていることが、あらためて公式サイトより判明している。もともと圧倒的なボリュームを誇る『スカイリム』であるが、ダウンロードコンテンツの同梱によりさらなる冒険が楽しめることになる。
一方で、Bethesda SoftworksのPRとマーケティングを統括するマネージャーPete Hines氏は、Modについて対応するのかとUSgamerに問われた際に「今のところはない」と答えている。Modは、PlayStation 4およびXbox One向けには『スカイリム SE』からサポートしているものの、実装にむけて長きの間PlayStation側との協議を繰り返した経緯もあり、決して容易ではなかったことがうかがえる。こうした背景もあり、ニンテンドースイッチ版のModサポートについては不透明であったが、今回初めて開発元であるBethesda側が可否についてコメントした形だ。
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グラフィックについてはすでに検証が進んでおり、『スカイリムSE』もしくはそれに準じた仕様である説が高まっている。また、安定したパフォーマンスで動作することも報告されている。「バニラ」状態ではあるものの、持ち運ぶことができ、モーションコントロールにも対応する新たな『スカイリム』を楽しみに待ちたい。