任天堂は、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(以下、ミニスーファミ)の予約を9月16日より開始することを発表した。今回の発表に合わせて、販売を停止していたニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)の再販を2018年よりおこなうことも告知している。再販については、後日詳細が発表されるとのこと。
「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の予約受付は、9月16日(土)より順次、任天堂商品取扱店において開始される予定です。
※予約や販売の方法につきましてはお店によって異なる場合があります。なお本商品は、10月5日の発売日以降も出荷いたします。 pic.twitter.com/FtRAMv1F8i
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) September 12, 2017
国内向けのアナウンスはシンプルなものであったが、海外向けにはもう少し掘り下げた内容をプレスリリースにて告知している。米任天堂は、SNES Classic Edition(海外向け ミニスーファミ)の信じられないほどの需要を考慮し、2018年も生産を続けると明かしている。SNES Classic Editionとミニスーファミは厳密には異なるものの国内向けにも「10月5日の発売日以降も出荷いたします。」と同様の記載がされており、ミニスーファミに関しても継続的な供給がなされると考えてもいいだろう。
ちなみに海外向けプレスでは、ミニファミコンの具体的な販売再開時期を「2018年夏」と定めている。国内向け販売も同じ方針になるかは不明であるが、なんらかのヒントになりそうだ。
実は今回の発表がある以前に、ニンテンドー・オブ・アメリカのレジー・フィサメィは、Financial Timesに対し、NES Classic Edition(ミニファミコン)と比較しSNES Classic Edition(ミニスーファミ)の出荷が劇的に増加するといい、ユーザーがオークションサイトで高額を支払い、ミニスーファミを手に入れないように呼びかけていた。今回の発言には、出荷量の増加が背景にあったのだろう。
以前弊誌でもお伝えしたように、海外で予約開始されたSNES Classic Editionは一瞬で売り切れ、オークションサイトには3倍もの価格の製品が並ぶなど、すでに地獄の様相を呈していた。発売してみないとわからないが、今のところミニスーファミは、世界中でミニファミコンよりもスムーズに購入することができそうだ。