『Little Devil Inside』最新映像が公開。シンプルな3Dビジュアルで壮大な冒険を感じさせるアクションRPG

韓国のデベロッパー「Neo Stream」は、『Little Devil Inside』の最新映像4本を公開した。同作はシンプルながらもハイセンスな3Dビジュアルを持つ作品として2年前に登場、大きな注目を集めたアクションRPGだ。

韓国のデベロッパー「Neo Stream」は、『Little Devil Inside』の最新映像4本を公開した。同作はシンプルながらもハイセンスな3Dビジュアルを持つ作品として2年前に登場、大きな注目を集めたアクションRPGだ。2015年4月に開発資金30万6515オーストラリアドルを集めることに成功して、その後2年以上にわたり開発が続けられており、今回公開された映像はひさびさの動く絵となっている。

『Little Devil Inside』では、プレイヤーはある雇われの冒険家となり、依頼主の大学教授からさまざまなクエストを受けていくことになる。ゲームプレイは、剣戟や銃撃戦で敵と戦い、馬や車のような乗り物に乗って移動するシンプルなアクションアドベンチャーで、壮大な世界観や冒険を体感することにフォーカスしている。ビジュアルも同様にシンプルな“非豪華主義”に挑戦しており、けっしてゴテゴテと豪華ではないもののハイセンスで、かつプレイヤーの想像をうながすようなレベルが目指されているという。なおゲームエンジンはUnreal Engine 4を採用している。

2015年4月に発表され注目を浴びた同作だが、残念ながら開発は順調に進んでいるとはいえず、現時点でもプレイアブルデモがまだリリースされていない状況だ(当初は2016年のリリースが予定されていた)。アップデートも途絶えがちとなっていたなか、開発陣は今回の動画公開とともに情報の遅れを謝罪。現在は各種アクションやUIの制作を進めている段階だとしており、今後も映像クリップを共有していく予定だとしている。同作の対象プラットフォームはPC/PS4/Xbox One/Wii Uとなっているが、その前に完成まで漕ぎ着けることができるのか、続報に期待したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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